こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回のブログ内容はバックライトが点かなくなったMacBook Air 13inchです。
ある日突然、画面に何も表示されなくなったとの事(正確には表示されてはいるが暗い)。急いでおられたのでお預かりして即座に診断開始してみました。すると…
LCDへ電力を送る為のIC周りのチップコンデンサが見事に腐食していますね。
お客様は水没させた事はないと仰っておられましたが、花が咲いてしまっています…。
幸い、IC自体は特に問題なさそうだったので上手く行けば基板の洗浄だけで直るかも
知れないのですが、果たしてどうでしょうか…。
見た目では判りにくかったのですが、コンデンサを外してみるとパターンや被膜が
一部剥がれ落ちてしまうほどボロボロの状態でした。
元のランド(はんだののりしろ)が使えないとなると、基板に少し手を加えなければ
なりません。元の状態を極力維持した上で加工するには一体どうすれば…。
とりあえずこんな感じにしてみました。
実体顕微鏡等を用いて、上手くはんだが付いているか確認します。
ちょっと盛り過ぎたかな？後で微調整します。
ピントが合ってないですね…(-_-;)
上からですがフィレット(はんだが裾広がりになっている形状)も形成されていますのではんだは問題なく付いていると思われます。
後は仕上げに基板の表面をコーティングします
後は診察台の上で仮組みの接続をしてみます。
はたして画面はちゃんと映ってくれる様になっているのでしょうか…
それでは、スイッチ………ヲンッヌ！
ジャ～～～～～～ン♪
何とか無事に画面が正常に映る様になりました。
Windowsもそうですが、特にMacのロジックボード絡みのトラブルにつきましては
殆どの問題は解決出来る自信があります！お困りの際は是非ともパソコンドック24
扇町店まで一度お気軽にご相談くださいませ！(^▽^)/
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