こんにちは。パソコンドック24 渋谷店です。
本日は、液晶パネルが割れてしまい、画面が乱れ何も作業ができないとの事でお持ち込みいただいた修理事例のご紹介です。
割れてしまった液晶は、交換で修理することが可能ですが、
薄く繊細な作りのMacBookの分解は慣れた者でも簡単ではありません。
さっそく、分解です。
MacBookと印字されているストライプを割らないように細心の注意を払いながら分解作業を進めていきます。
ボトムケースとトップケースを繋いでいるトラックパッドケーブルを切らないように角度に注意しながら取り外します。
次に液晶ケーブルやDCケーブル等のロジックボードに接続されているケーブルを外します。
全てのケーブルを外すとトップケースとボトムケースを分離できます。
次はトップケースとディスプレイの分離作業です。
ディスプレイを取り外し3パーツになれば液晶パネルの交換作業です。
液晶の割れ具合によって液晶パネルを取り外す際に破片が残ることがありますので、慎重に外していきます。
今回は、割れ方が酷く全ての接着されている部分に破片が残ってしまいました。
破片で偏光フィルムが傷つく事もあるので要確認です。
先程はリアハウジング側の残った破片を見ましたが、こちらは液晶パネル側です。
とても悲惨なことになっています。
こうなってしまうと即日対応ご希望でも、予定の時間を大幅にオーバーしてしまいます。
MacBook 12inchやMacBook Pro 2016年以降の液晶パネルの接着は、サーフェスと同じく強固なVHB粘着シートで固定されていますので厄介です。
全てのガラスの破片や埃を取り除き、変更フィルムに傷がないことを確認したら、液晶パネルを取り付け、逆順序で組み上げていけば完成です。
無事に修理完了し正常に画面表示されました。
MacBookの液晶交換は非常に繊細な作業ですので、慣れていても難しいものです。
もし、MacBookの画面割れでお困りであれば、パソコンドック24 渋谷店にご相談ください。
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