浜松市中区の法人様より、BuffaloのNAS(ネットワーク接続タイプのハードディスク)LS-WX2.0TL/R1Jをお預かりし、データを復旧しました。
■Buffalo NAS LS-WX2.0TL/R1J故障状況
- 台風の夜に数時間停電しました。その翌日、NASにアクセスできなくなりました。
- NASの電源を入れてもすぐに切れてしまうことがあります。
今回のNASはハードディスク2台のRAID構成。
2台のディスクに同じデータを書き込むRAID1(ミラーリング、冗長構成)と、1つのデータを2台のディスクに分散して書き込むRAID0(ストライピング、冗長化なしだが高速)の構成があります。
2台のハードディスクを取り出し検査したところ、RAID0のストライピング構成、しかも片方のハードディスクには機械的なエラーが発生していました。RAID1のミラーリング構成であればより簡単に復旧できますが、RAID0は復旧となるとなかなか手強い存在です!
両方のハードディスクを正常なハードディスクにクローンコピーし、復旧装置で仮想的にRAID0を再構築しました。
そして、無事にすべてのデータを救出することに成功!
データ容量が50GB以内ということもあり、お預かりから2日間でデータ復旧に成功しました。
業務で使用している大切なExcel Wordなどの文書類、CAD図面データ等、数年間分のデータが復旧できましたので、お客様も安堵の様子でした。
台風の多い季節。停電でパソコンやハードディスクトラブルのご相談が多くなります。
「あれ?おかしいな~。」と、何度も電源のON・OFFを試すと、状況が悪化することがあります。早めにお近くのパソコンドック24へご相談ください。
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