こんにちは。
夜もかなり冷え込んできてすっかり秋ですね。
皆様体調崩されたりはしてないでしょうか?
さて、今回は「勝手に電源が切れる」という Panasonic レッツノート CF-B10の修理を行いました。
ビジネスには欠かせない軽量コンパクトでタフな1台。
そんなモデルの中では比較的大きなボディーで画面も1サイズ大きく、持ち運びも卓上も使いやすいモデルです。
レッツノートは今でも憧れのパソコンです。
さて、電源が勝手に落ちるのは本体の排熱口にほこりがつまり風が外に排出されないというのが多いです。
特にレッツノートシリーズは構造上ほこり詰まりが起きやすいものが多いです。
早速分解していきましょう。
分解の途中ですが、ここで一休み(?)
レッツノートのネジは本数が多く、場所によって微妙にネジの長さが違います。
間違えると、組み上げの時に筐体を貫通させて破損・・・という事になってしまいます。
よって、当店では紙に簡単なイラストを書き、元のネジの位置を控えながらの作業をしております。
さて、分解の続きです。
キーボードなどがあるトップカバーが外れて中身が見えてきました。
これが今回の主役になるCPUファンです。
白くホコリがべったりくっついていますね。
これは後程取り外してエアブローでクリーニングをします。
必要に応じて交換もしますが、今回はクリーニングのみとします。
さてマザーボードを取り外します。
マザーボードを裏返し、、、
CPUクーラーを取り外します。
少しマザーボードを拡大してみます。
上の写真に映っている銅板の下に隠れているのがCPUです。
CPUと、銅板を密着させるグリスが塗られていますが、石のようにカチコチに固まってしまっております。
これでは組み上げた時に熱が銅板に伝わりません。
古いグリスはきれいにはがします。
写真を撮影しているiPhoneのマークが映りこんでますね^^;
そしてフレッシュなグリスを塗ります。
そして逆の手順で組み上げていき、動作確認の各種テストを行い完成です!
最後にきれいに本体をクリーニングして無事納品となりました。
電源が勝手に落ちる以外で、本体内が高温になってしまっていた為に常に冷却ファンがフル回転しており、動作音がうるさいというお悩みも同時に解決されました!
ファンの音がうるさい、本体が異様に暑い、電源が勝手に落ちるなどのお悩みはぜひパソコンドックへご相談ください!
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