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画面の左下が暗い富士通 LIFEBOOK U772/Gの液晶交換とヒンジ修理事例 津市のパソコン修理事例

カテゴリー :パソコン修理 ヒンジ修理 液晶画面修理

今回は津市内からお越しのお客様より『画面の左下が暗い富士通 LIFEBOOK U772/G』を2台お預かりしました。

このノートパソコンは薄型高性能の法人用モデルとして発売され、当時はお値段も30万円近くする高級機でした。
以前にも同じ症状で何台か修理したことがあり、この機種特有の症状(液晶パネルの製造ロットの問題?)と言って良いと思います。

画面の左下が暗い富士通 LIFEBOOK U772/Gの液晶交換とヒンジ修理事例

原因は液晶パネルでほぼ間違いがないので、本体から上半身(液晶パネル)を取り外します。

ベゼル(外枠)を取り外す際は下側からツメを外していきます。

ベゼルが外れました。このモデルはツメだけで取り付けられているのと、枠が細いので慎重に取り外さないとツメや枠を折ってしまいます。

分かりにくいですが、保護フィルムが貼ってある上が新しい液晶パネルです

液晶パネルを天板にセットする前に裏側のWi-Fiアンテナとカメラ用のケーブルを取り付けます。

さて本体にネジ止めする前にもう一仕事。元々、液晶を開け閉めするとヒンジの部分にグラつきがありました。

これもこのモデルの定番の不具合ですが、ヒンジの土台となるプラスチックの部分が破損しています。

今回はそれほど酷くなかったので、特殊な硬化樹脂でネジ止め部分を補強します。

ヒンジに上半身(液晶パネル)を取り付ける際は、ヒンジの部分に余計な力が加わらないように気を付けます。

全て作業が完了し、正常に表示されるようになりました。

この機種、実は私もハードディスクをSSDに換装して愛用しています。ヒンジの部分は簡単に補強できますし、それ以外はアルミベースで作りもよく、薄い作りの割にはキーボード入力も快適です。

今回は液晶パネルの交換だけでしたが、SSD換装すると動作も圧倒的に軽く快適になります。同じような機種をお持ちの方は是非一度ご検討ください。

PC修理 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)

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