相模大野店 店長の中木です。こんにちは(*´ω`*)
本日は、MacOS 10.12 Sierraから、10.14 Mojaveにアップグレードに失敗し、
OSが起動しなくなってしまったiMac 21.5インチ A1418 をお預かりさせて頂きました。
お客様曰く、「アップデート?が来てるししばらくしてなかったからやっておこうかな。」
と、あまり詳しくはないけどやったほうが良さそうだから進んだら起動しなくなりました…と後悔されておりました。
色々とお話をお聞かせ頂き、今回はとりあえずどうなっているかお客様と一緒に店頭で軽くチェックです。
Optionキーを押しながら、検証用のSSDから起動させようと起動OSを選ぼうとしたところ、
10.12と10.14の復旧パーティション と MacOS Installer と EFI Bootの4つ。
(画像は作業がすべて完了後に撮ったもが多いので外部OSになっているとかは突っ込まないでネ…(;・∀・)
とりあえずHDDのチェック↓
使用時間が18,500時間!!
代替処理済みセクターもある!!
ちなみに作業後にブログ用に撮りましたが、ディスクユーティリティの検証ではこの程度ではだいたい正常って出ます。
この辺は人によって使えるから壊れていないという方もおりますが、
Smart注意となっている時点で遅かれ早かれダメになりますので交換をしましょう。
そして、最近トラブルになることが多いのが MacOS 10.14 Mojaveさん(´・ω・`)
何が問題かというと、10.13のHigh Sierraから登場したAPFS(Apple File System)というApple製品の新しいファイル形式です。
HFS+という形式から約20年ぶりに登場したこのAPFSですが、暗号化やセキュリティが強化されている分何かとやっかいなことが多いです。
「APFS」「不具合」「トラブル」などで調べればいくらでも記事が出てくるのでよかったら調べてみて下さい。
Mojaveへのアップグレードをすると自動的にAPFSにされてしまうため、
10.12以前のOSからAPFS形式にフォーマットされたデータにアクセスできなかったりします。
↓Yosemiteではマウントさせられないです。
↓High Sierraではマウントできます。(OSデータがなぜか飛んでました。そりゃ起動しない… 全部入れても35GBなのでSSD一択です!)
そしてアップグレードする際は新しいOSでは何が変わるのか、
なにかトラブルの報告が出ていないかよく調べてから実行して下さい。
何を調べればいいかわかんない!って方も多いので、その場合は最低限大事なデータをUSBメモリなどにコピーや、
タイムマシーンでのバックアップをしてから実行しましょう…。
今回はHDDを取り外し、クローンを作成し、その間にタバコのヤニと合体した埃を掃除しつつ、
クローンができたらデータを取り出して、SSDに換装してOSを再インストールしてデータを戻してご納品です!
再度液晶をつける際に使う専用の両面テープが1セットで結構いい値段するんですが、
ちょっと気が緩んで液晶が0.5mmくらいずれてしまい、1セットを無駄にしたのは内緒です…
嗚呼…両面テープよ…って嘆きました(´・ω・`)
経費と剥がして貼り直す労力が中々痛かったり(´;ω;`)
HDDからSSDに変わったのでとても早く立ち上がります。
納品時に起動後にログインパスワードを入れないでデスクトップにいけるように設定を変えたので、
15秒位でデスクトップ画面まで開くようになりました(*´ω`*)
動作が遅い、OSが起動しない、SSDに換装したい等、薄型iMacの修理もお受けしております。
ぜひ同じような悩みやお困りごとがございましたらお気軽にご相談下さい(`・ω・´)
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