液晶パネルを完全に開くと何も表示されなくなるToshiba Dynabook T75/UGを預かりました。電源スイッチを入れると電源は入るものの以下のように何も表示されません。
ところがパネルの傾斜を45度以下にすると以下のように表示するようになります。また開くと表示せず閉じると表示します。調べると液晶パネルの信号ケーブルの接触不良が原因だったのでケーブルを交換することになりました。
まずは背面のネジを全て外した上で、バッテリーとDVDドライブを外します。
メモリスロットの中にもネジがあり固定されているのでメモリスロットを開けてネジを外します。
バックパネルを外すことができました。
以下がバックパネルを外した状態でマザーボードも確認できます。
液晶ケーブルのコネクタは以下の部分になります。
コネクタは破損しやすいので慎重に信号ケーブルを外します。
取り寄せした信号ケーブルを接続して、這いまわしも整えます。
次に液晶パネル側のコネクタを外す作業です。ベゼルのネジを取り外します。
ベゼルを外すと液晶パネルの固定ネジが見えますのでネジを外します。
液晶パネルを外すと裏側に信号ケーブルが接続されているのが確認できます。固定用テープを剥がし、新しいケーブルに接続しなおし、固定用のテープを取り換えて外れないようにします。
以上の作業を元に戻していくとどの角度にしても表示するようになり修理完了です。
ケーブルの種類が多く確認に手間取りましたが、1週間程度で修理を終えることができました。
液晶ケーブルの接触不要や液晶ケーブル不良などの修理も多く経験しております。是非パソコンドック24金沢店にお問い合わせください。
PC修理 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
更新:
公開: