担当者様
当記事の注目度が高いようなので、告知いたします。当社は、企業などで相当数のパソコンを管理しているケースに関して、本格的なセキュリティ対応ノウハウを持っております。定期的なメンテナンスはもちろん、多数のパソコンに対する突発的なトラブルでも柔軟に対応できます。
具体例
- 大手の土木事業で現場スタッフ用に手配しているパソコンがウイルスにたびたび感染するが、感染に気付くのも遅いため手を焼いている。VPNも通じなくなってしまうため、現場に急行できる専門スタッフが必要
- フロアで利用している数十台のパソコンがLANを介して一度にウイルス感染。すぐに修正しないと業務を稼働できない
- 商品データを管理しているWindowsサーバがウイルスに感染し、管理している商品画像が全て見えなくなった
当社スタッフは、全員がパソコン整備士の資格を持つ専門家です。お困りの場合は、いつでもお気軽にご相談ください。
本日の修理はパナソニック Let’s note CF-S9LY9BDP。ウイルス駆除のご依頼です。結論から言いますと、難なく駆除できました。この種のウイルスは自信を持って対処できますので、ぜひ迷わずご依頼ください。
画面に見知らぬソフトが立ち上がりウイルス感染を警告しているので怖くなって慌てて持って来たそうです。さっそく確認してみると…
案の定、セキュリティ詐欺ソフトです。最近のウイルス感染事例は、だいたいこれです。
当然、詐欺なので実際ウイルスなどには感染していません。感染している風に見せているのです。で、ウイルス感染していないにも関わらず、駆除するにはお金を払えと・・・クレジットカード番号の入力を求める画面が出てきます。
当然ですが絶対に入金しないでください!
さて、今回感染していた偽セキュリティソフトの名前は….
【Live Security Platinum】
「フェイクエイブイ(TROJ_FAKEAV)」(またはFakeSysdef・Rogue:FakeHDD)と呼ばれる種類のマルウェアで、亜種が数えきれないくらい沢山ありますが、どのソフトもインチキ臭さが無く、もっともらしい名前と動作、そして本物っぽく外見が作られているのが特徴であります。
- System Check
- Security Shield
- SMART HDD
- Smart Fortress
- Internet Security
上記のように、セキュリティ対策ソフトを装う名前を持つものが多いです。完全に日本語化されていていかにも安心して使えそうなものもあります。
いつどうやって感染したのかというと、ドライブ・バイ・ダウンロードという手法で、知らない間に感染させられた可能性が高いです。怪しいサイトに立ち寄らない人でも感染しますので、ふだん気をつけていれば大丈夫ということはありません。しかも感染してすぐに発動するわけではないので、気付いた時はすでに手遅れになっていることが多いです。
予防としてはウイルス対策ソフトのインストールはもちろんのこと、Windowsのアップデートと以下の3つ(ここが重要!)
★Java(JRE)
Javaアプリケーションなどを動かすソフトです。
★Adobe Reader
PDFファイルを閲覧する為のソフトです。
★Adobe Flash
Youtubeやニコニコ動画などウェブ上で動画を再生するソフトです。
以上のプログラムを最新に保つことが有効な対策になります。バージョンアップは必ず行いましょう。自動アップデートを設定しておくと安心です。
※大切なファイルを実際には削除しない偽セキュリティソフト程度ならまだマシで、もっと悪質な症状を持つウイルスが今後出てくる可能性は十分にあります。
お客様に詳細を報告してご安心いただきました。
当店にウイルス駆除をご依頼いただければ、駆除だけでなく上記の予防措置も行ないます。大切なメールや写真、ネットやプリンターの設定には手をつけず作業いたします。
PC修理 ウイルス感染対策のご要望は?(修理に関する参考費用はこちら)
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