こんにちわ。
パソコンドック24 平塚店の中塚です。
今回は、誤ってハードディスクを落としてしまったお客様からの緊急のご依頼です。
誤って、落としてしまい、パソコンにつなげたら、フォーマットしてくださいと表示がでて、中身が見えなくなったそうです。
突然、こんな画面がでたら、びっくりしてしまいますね。
お客様も、大切なお仕事のデータがたくさんはいっているようで、とてもお困りでした。
ターゲットは、TOSHIBAのUSBポータブルハードディスクです。
早速、診断をしてみます。
診断方法は、いろいろありますが、フォーマットしてくださいとか、中身が見えない場合は、管理領域がこわれている場合が多いです。
下図は、ハードディスクの中身のイメージですが、データを管理している箇所(記録場所や、フォルダ名などの様々な情報が格納されています。)が壊れると、Windowsからは、どこに何のデータが入っているか?分からなくなってしまいます。
本でいうと、目次のページがこわれているので、中身の文章がわからない状態です。
今回は、落下によって、管理領域が破損したようです。
上図は、1TBのハードディスクの記録イメージ(NTFS、Windows)を簡単に表したものです。
参考程度にみていだくと、イメージわきやすいかもしれません。
データを復旧する場合は、図のとおり、壊れづらい後方の管理領域予備から読み出しをして、データを復旧します。
しかし、このハードディスクは、後方から読み込みをすると、”ガリガリガリ”と、異音がして、明らかに記録面にダメージがあるようでした。
専門の復旧ツールを使い、ダメージ面を除く部分の読み出しをしてみました。
幸い、データ領域はきれいだったので、データ破損もなく、お聞きしていたデータは復旧することが可能でした。
お仕事でお急ぎのお客様で、なんとか、ご要望の納期に間に合い喜んでいただけました。
お役にたてて、なによりです。
さて、よく大切なデータは、どうしたらよいの?と聞かれますが、
私は、いつも、2つコピーをつくってくださいとご案内しております。
特に、思い出の写真や、動画などはパソコン内部と、ポータブルハードディスクなどに保管をお勧めしております。
ポータブルハードディスクも安くなってきましたから、大切な思い出や、お仕事のデータなどは、2重にバックアップしてみては、いかがでしょうか?
また、今後は、5Gサービスが始まると、クラウド保存が一般的になってくると思いますので、もっと安心になると思います。
修理に限らず、パソコンでお困りの事があれば、お気軽にご相談ください。
もちろん、ご相談は無料です。
データ復旧
更新:
公開: