こんにちは!
パソコンドック24 イトーヨーカドー湘南台店の一柳です。
この度は藤沢市にお住まいのお客様から
MacPro 2009 Earlyの修理を承りました!
銀色のボディが眩しい!そして重たい!
発売から10年が経ちますがこの機種を使っている方はまだまだそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか?
個人的には特定のソフトウェアの利用のために使い続けている方が多い印象があります。
このMacの症状は”電源入れても何も映らない”ということです。
こういった症状のこの機種ではGPU(グラフィックボード)が故障していることが多いです。
さっそく調べるためにまずはお客様のデータの保全をするためにHDD(ハードディスク)を外しましょう。
フタを開けたらMacの内部にたくさんのホコリが溜まっていました。
10年の使用は伊達ではないようです。
掃除をしやすくするためにもひとまず部品を外していきます!
こちらがハードディスク。
これは今回壊れている可能性の高いGPUです。
こちらはドーターボード(プロセッサーボードとも)になります。
CPUやメモリが取り付けられている箇所です。
ヒートシンク(真ん中の銀色の部分)が下の写真のようになっていて、
中にはファンが付いているのでここによくホコリが溜まります。
コンプレッサーでホコリを吹き飛ばし、
こびりついた汚れは洗浄剤で拭き取ります。
テストの結果GPUの不良だったことが判明したので、
この部品は交換しちゃいます。
掃除が終わり新品の部品にも取り替えると無事に起動しました!
HDDも元に戻して修理完了です。
今回はGPUの故障でした。
GPUは画像処理などをしている部品です。
熱が出やすいので部品自体にもファンが付いております。
上の写真のとおりホコリが溜まって空気の通りが悪くなると、
温度上がって部品が壊れてしまったりします。
この修理をした頃の季節は春ですが、
これから暑くなるのでみなさんもお気をつけください。
パソコンによっては分解が困難なモデルもありますので、
そういった際には私共にぜひお任せください。
MacBook Pro 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
MacBook Pro 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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