富士通 ESPRIMO FH56DDBZの動作がかなり遅いという症状で預かりました。目立ったマルウェアもなく、ハードディスク自体は物理的なエラーはなかったのですが、もともと5400rpmのドライブでもあり、かなり動作が遅くなっていたので、SSDに換装してチューニングアップを行いました。
まずはB-CASカードを外してメモリスロット用のカバーを外します。カバーにはネジはないので爪を外せば簡単に外せます。
カバーを外すとバックパネル用の固定ネジが3か所あるので外します。またカバーの下部のネジ4か所も外します。
慎重にバックカバーの爪を外していけばバックカバーが外せます。
以下のようにネジ8個(7個+1個)をはずします。
スタンドごと板金を外すことができます。
ハードディスクが見えますので上部にある固定用ネジを外します。
これでハードディスクを外すことができますのでSSDにシステムごとコピーして交換しました。
他にもシステムを修正して動かなかったソフトも動作するようになりました。パソコンは2011年モデルとかなり古いのですが、SSDへの換装にチューニングアップすることで今のPCと変わらないほどの使い勝手になります。パフォーマンスが落ちていた5400rpmハードディスクからSSDに交換したので、圧倒的な性能アップにお客様にも大変ご満足いただけました。
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