使っていると本体が熱くなるNEC LL750Nの熱対策名古屋市中区のパソコン修理事例

名古屋・大須店の修理事例

今回は名古屋市中区のお客様からのご依頼です。
「使っていると本体が熱くなる。直るなら壊れる前に直したい。」とのご希望でした。
NEC のノートパソコン LL750/N です。

おおよその目途を立てつつ、お客様データの保全を行ってから作業を進めて行きます。
今回の場合は、「熱くなる」がポイントです。
通常、一般的なパソコンでは内部に冷却ファンがあり、CPU等から発生する熱を外部に放出します。
正常に動作している場合は、本体の排気口近辺が少し暖かくなりますが、
排気口近辺が異様に熱くなったり、冷却ファンの音が煩くなったりした場合、
正常に熱が放出出来ていないことが多くあります。
最悪は故障の原因になったりもします。
気になる方はお早目に、パソコンドック24へご相談下さい。

では、本題に入ります。早速分解時の様子を見ていきましょう。
(原因の検討はついているので、ピンポイントでご紹介します)

写真(左)は筐体内の冷却ファンです。
うっすらとファンに埃が付着しているのがわかります。
写真(右)は筐体から取り外した後の、冷却ファンの裏側です。
左の写真と同じように埃が付着しています。
続けて冷却ファン自体を分解していきます。

原因が判明しました。
ヒートシンクに埃が積もってしまい、内部の熱が筐体外に放出出来なくなっていました。
この状態だと、冷却ファンがいくら回転しても熱が筐体内に籠ってしまい、
排気口近辺の温度が上昇して、「本体が熱くなる」状況が発生します。

丁寧に埃を除去して、念のために、冷却ファンのグリスアップを行い、
組み立て直して、動作の確認をしてご納品となりました。

パソコンは仕組み上、少なからず埃を吸い込みます。
これからの時期は特に暑い環境でのご使用も増える事と思われますので、
トラブルに備えて事前の予防をお勧め致します。
長く使用されているパソコンは特に日頃のメンテナンスが重要になります。
気になる事がございましたら、パソコンドック24 名古屋・大須店までご相談下さい。
トラブルを未然に防げるように、ご協力させて頂きます。