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0xc0000034 エラーの修復事例 名東区の修理事例

カテゴリー :パソコンが起動しない パソコン修理事例

こんにちは 名古屋名東店の久保井です。

涼しくなったと思ったら30度を超える日があったり、台風が来たりとなかなか忙しい気候が続いているここ名古屋です。
それでもちゃんと秋の形相が現れてくるなんて凄いですね。

さて、今回お預かりしましたパソコンは電源は入るのですが、Windowsが正常に起動しないというものでした。
Windowsが起動しない症状には大きく分けて3つ原因(エラー)があります。

1.Windowsのエラー
これは更新などでWindowsファイルがぐちゃぐちゃになり起動できなくなる、というものです。
物理的な故障がないのでデータは無事な場合が多いです。Windowsの再インストールが必要です。

1.ハードディスクのエラー
2つ目はWindowsの収まっているハードディスク(HDD)やSSDが物理的に壊れている場合。
これはデータの確保も難しく、修理にはHDDの交換とWindowsの再インストールが必要になります。

3.それ以外のエラー
メモリや液晶などでWindowsが起動しない場合

という具合です。しかし大抵は「1」「2」の原因が大部分を占めます。

今回お預かりしたパソコンは電源を入れると下のような画面が現れていました。
0xc0000034 エラーの修復事例 名東区の修理事例

反射がひどく見にくくて申し訳ありません。
一番上に「Recovery」とでて「あなたのパソコンは修復が必要です」とでています。
エラーコードは 0xc0000034  となっています。

では、これが先に書いた「1」~「3」のどの原因に当たるかHDDを調べてみます。
結果、HDDは使用時間も短く、物理エラーも見当たりませんでした。
つまり「1」のWindowsがクラッシュしたということになります。

修理方法はWindowsの再インストール、いわゆる初期化になりますが、実はこのエラーコードの0xc0000034は回復する場合が多いです。

写真のエラーコードの上に【BCD】と書いています。
BCDとはBoot Configurations Data(起動を構成するデータ)のことで、Windowsの起動時に重要な役割を果たすプログラムです。
そのプログラムにエラーが出てうまく起動することが出来ないのが今回の原因です。

では、そのプログラムの修復をしていきます。
技術上詳しく書けませんのでご了承ください。

あれをこーしてコマントプロンプトの画面を出してみます。

マウスで操作するのではなく、キーボードのみで操作するプログラムです。
ここであれやこれやと入力して正常なBCDプログラムを作成後、保存、と。

再起動すると・・

壊れた時と違いと画面が変わり、HDDの読み込みが始まりました。

しばらく待っていますと

この画面が出てきました。
どうやら更新の途中だったみたいです。
更新中にBCDプログラムが壊れた可能性が高そうです。
その後Windowsの起動が確認できました。(写真を取り忘れました)

Windowsのバージョンが古かったのと複数あったアプリケーションのアップデートがありましたので、それらをすべて実施して最新バージョンのWindws10となりました。

OSが修復できると壊れる前の状態で使用していけると喜ばれました。

HDDにトラブルがある場合や全部のエラーが修復できるといえませんが、今回のようなエラーが出た場合はお近くのパソコンドック24にご相談ください。

PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)

PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


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