白山市内のお客様からOSが起動しなくなった富士通 ESPRIMO FH52/Uを預かりました。起動しなくなる前はかなり動作が遅くなっていたということで調べると予想通りハードディスクの故障が原因でした。
データは不要ということでハードディスクをSSDに交換し、OSをリカバリーすることになりました。まずはバックパネル上部のカバーを外します。簡単に爪ではまっているだけなのでスライドさせればすぐに外せます。
カバーの下のネジ2か所を含めて以下の8個のネジを外します。
バックカバーを外す前にDVDマルチドライブを外す必要があります。一度トレイを引き出しておけば外しやすいです。
バックカバーはしっかりと爪ではまっているので、専用工具で傷つけないよう慎重にカバーを外していきます。
カバーを外してもまだハードディスクは見えません。以下のように板金で覆われているので、12個のネジを外します。
ネジを外せば簡単に板金を取り外すことができます。
ハードディスクが見えましたので、ハードディスクを外します。
新品のSSDをマウンターに取り付けしてPCに装着します。ケーブル長はぎりぎりでしたが問題ないレベルでした。振動で外れないよう念のためテープで固定しておきました。
リカバリーディスクからOSをリカバリーし(Windows8.1 64bit)、WindowsUpdate他の作業を行いまして、無事お客様に納品が完了しました。
メーカー修理に比べて、より早い納期でより低価格でより高速なSSDで修理できましてご満足いただけました。
PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
公開: