こんにちは 名古屋名東店の久保井です。
日に日に気温も上がり、目の前の公園の桜も咲き始めている大変いい気候の名古屋です。
同時にくしゃみも止まらず目がかゆい大変な季節です。
パソコン選びや修理に置いて、ここ最近何かと耳にするSSD。
当店でもHDDが壊れた場合の半数以上がSSDに換装修理をされています。
一度使ってみるとHDDには戻れない、そんな圧倒的なパフォーマンスを持っているSSDですが、壊れる前兆がなく突然起動しなくなり、その後のデータの復旧の可能性はHDDよりかなり低いのでしっかりとバックアップを取っての使用をお勧めしています。
今回の修理もHDDをSSDに交換して修理をしていきます。
「起動バーが途中で止まりOSが通常起動できなった」とお持ちいただきました。
Appleの方にも相談したそうですが、すでに修理を受け付けていなく途方に暮れて相談に来られました。
お預かりしたパソコンはiMac (21.5-inch , Late 2012)
スリムになり本体右の横にDVDドライブがなくなった最初のモデルです。（右が依頼PCです）
この二つのモデルは見た目も違いますが、分解方法も大きく異なってきます。
DVDドライブのついている厚いほうの筐体は液晶パネルが「ねじ止め」されてありますが、薄型タイプからは専用の「粘着テープで固定」されています。
起動バーが途中で止まる場合はHDDのトラブルが多いのですが、一度粘着テープをはがしてしまうと使いまわしができませんので、液晶を外す前に念のためにHDDのチェックをしておきましょう。
専用プログラムを使って
やはり、HDDにエラーが出ています。
おそらくこれが原因で起こった症状だと思われます。
使用時間も長いのでどちらにしても交換は必須となります。
では、作業に取り掛かります。
開封方法は専用工具でテープを切り裂いていくようにテープをはがしていきます。
これでテープがはがれて液晶パネルと本体を分離できるようになるわけですが、配線に気を付けないと破損の恐れがあります。このモデルの液晶パネルとつながっている配線は下の写真のとおりです。
この配線を外して・・
これで液晶パネルと本体を分離することが出来ます。
ぱっとした見た目ではわかりませんがFAN周りを見ると
ひどくはないですが、長年の埃が溜まってますね。
先にHDDを交換していきます。
４本のネジを外してパーツを少しずらして
SSDに交換します。
後は内部清掃をしてSSD元通りに戻して、換装終了です。
内部の作業が終わりましたら、液晶パネルを取り付けるのですが
その前にきちんとOSがインストールできるか液晶パネルを取り付ける前に確認しておきましょう
起動も格段に速くなり快適に使って行けそうです。
では、液晶パネルを取り付けていきましょう
先にも申し上げた通り薄型iMacには専用テープが使われており、一度はがしてしまうと新品を用意する必要があります。
付着した粘着物を完全に除去し専用テープを張っていきます。
張り付ける位置や長さ向きは決まっているのでしっかりと確認します。
最後に液晶パネルを固着して修理完了です。
2012年以降のiMacは破損のリスクが高いです。また粘着テープなどの専用パーツも必要になります。
パソコンドック24では各店で作業ができる環境が整っておりますので、薄型モデルのiMacもお気軽にご相談いただければと思います。
iMac 「正常に起動しない」の症状は？（修理に関する参考費用はこちら）
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