こんにちは。平塚店の中塚です。
最近、新型コロナの影響で、リモートワークをする方が多くなり、水没案件が増えてきました。
やはり長時間の作業をすると、疲れてくるので、”うっかり飲み物をこぼしてしまった。”ことがあるようです。
今回は、そんな一例のご紹介です。
MacBook Airに、水をこぼしてしまい、お持込されました。
上記の写真からいうと、上部(マシンの後ろ側)から、お水をこぼしてしまったそうです。
水がこぼれた場所や、量をヒアリングして、まずは、お預かりしました。
まずは、裏蓋を取り外します。
裏蓋をあけると、少しですが、水滴がついています。
最初に、水滴を吹きとります。
合わせて、全体をくまなくチエックしていきます。
基板上が変色している個所があります。ここに問題あるようなので、重点的にクリーニングを行います。
実作業では、SSDなど、外せるものは、外して作業を開始します。
念入りに、時間をかけて拡大鏡でチエックしながら行います。
そして・・・・
無事、起動しました。
長時間の通電テストや、キーボードなども、動作テストをし、問題なければ完了です。
今回は、水分量もすくなく、腐食個所も小さかったので、なんとか修理することができました。
しかし、水分のこぼれ方では、致命的なケースも多くあります。
例えば・・・・
キーボードの真上から、水分がこぼれると、キーボードの操作も重たくなり交換が必要となります。
水没案件は、とても複雑で、修理できないとき、修理できても高額になるケースもありますので、まずはご相談ください。
万一、飲み物などをこぼしてしまった場合は、
1.すぐ電源を切る。
2.バッテリーをはずす(可能なら)
3.再通電させない→ショートします。
飲み物などがこぼれると、あせって、なんとかデータだけでも・・・というお気持ちはわかるのですが、通電しないことが大切です。
そして、なえるべく早めに、最寄の修理店などで、相談をしてください。
MacBook Air 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
MacBook Air 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)
更新:
公開: