東芝 T45/GG 起動途中に真っ暗な画面になり起動しない

名古屋・庄内緑地公園店の修理事例

名古屋市西区からお越しのお客様より、「ロゴマークが出て読み込みが始まったあと真っ暗な画面になり、デスクトップ画面が出てこない」とのご相談をいただきました。
HDD故障の可能性が濃厚ですので、お預かりして診断します。

東芝 T45/GG PT45GGP-SEA Windowsが起動しない

ロゴマークが出た後真っ黒な画面になり、いつまで待ってもデスクトップ画面が出てきません。
HDD故障もしくは何らかの理由によるWindows破損が可能性として高いため、お預かりして診断を行います。
保証期間内に一度HDDが故障し、メーカー保証にて修理を行ったパソコンだそうです。

分解・HDD

バッテリーを外し、メモリーにアクセスできる蓋を外します。

23個のネジを全て外し、光学ドライブを右にスライドさせて取り外すと裏のパネルを外せます。

HDDが見えました。
ケーブルが破損しないようにそっと外します。

この時点で仮組みを行い、メモリーのチェックテストを行います。
メモリーそのものやCPU温度に異常は見られませんでした。

HDDステータス：注意

使用時間は3000時間に満たないものの、ステータスは注意状態です。
データはほぼ取り出せない状態でしたがそちらは必要ないとのことですので、リカバリーデータの保全にかかります。
なんとか取り出すことができました。

リカバリー

リカバリーメディアを強制的にデータから作成し、リカバリーを試します。
リカバリーウィザードが起動し、問題なく進めることができました。

HDD交換とリフレッシュパックのメニューで進めることになったため、新品のHDDで作業を進めます。
Windows10は2020年7月時点で安定して利用できるv1909にアップグレードし、調整を行います。

組み戻し・返却

元通りに組み戻し、清掃を行います。
各種機能の確認を行った上で返却です。
HDDは衝撃や熱に弱く、例えば電源が入った状態で運ぶとその衝撃で故障することもあります。
持ち運ぶ際はご面倒でも電源を落として運ぶことを推奨しております。
ファンの吹き出し口を塞がない・柔らかいもの（布団など）の上でパソコンを使用しないなど、熱が内部にこもらないようにすることも大切です。
また気を付けていても機械ですので急に故障することがあります。
大切なデータは同時に2か所にあるようにしておくと安心ですね。