こんにちは。パソコンドック24 渋谷店です。
今回はコーヒーを零してしまったMac Book Pro A1502 2015 Earlyモデルの水没キーボード交換事例です。
キーボードが構造上水没してしまうと複数キーが効かなくなってしまうのですが、今回も症状が出てしまっています。
他にも液体浸食していないか確認のためまずは裏蓋を開封します。
画像ではわかりづらいですが、バッテリーが少しだけ膨張しています。
少しの膨張だからと無視してはいけません。
ここは充電ジャックやUSBポート付近ですが、液体浸食によるショート痕を確認しました。
特に液晶コネクタ部分が焦げた跡があり、なかなかの重症に見えます。
他にも数か所ショートしたであろう痕が散見されましたが、電子部品が吹き飛んでいる様子はないので、
まずは基板洗浄をしてショートする原因を取り除きます。
洗浄によりこれから新たにショートすることはなくなりました。
次にキーボード交換です。
キーボードはボトムケースというフレーム丸ごとの交換になるため全部取り外します。
こちらは後トラックパッドのみの状態の写真です。
交換後はそのまま組み戻します。
その際にバッテリー交換もしっかり行い全て組み戻して電源を入れてみます。
無事付きました。
そしてキーボードも問題なく入力できることを確認しましたので、修理完了です。
今回は液晶ケーブルのコネクタ部分が焦げていることを確認しましたが、
幸運なことに洗浄で正常に動作することを確認できました。
また、ロジックボードの破損もなかったため非常にラッキーでした。
重症な水没も含めて当店では修理対応を行っております。
何かを零してしまった際は当店でなら、
データをできる限り残したまま修理も可能ですので、是非ご相談いただければ思います。
スタッフ一同、お待ちしております!
MacBook Pro 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)
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