三重県桑名郡木曽岬町よりお越しのお客様から、「SSD換装とキーボード交換をしてほしい」とご依頼いただきました。
何度か別のパソコンをSSD換装などでお預かりしているお客様です。
今回もSSD換装で動作を快適にした上で、長期使い込みによるテカリが気になるキーボードを交換したいということでお預かりしました。
HP Probook 430 G3 動作が遅い
13インチのWindows10搭載モデルです。
メモリーの増設はお客様自身で行ったとのことですが、やはり他のSSD換装したものに比べるともたつきを感じるため、SSD換装をしたいというご依頼です。
更に、キーボードの使い込んだことによるテカリが気になるということで同時に交換することになりました。
早速機械的な異常がないか確認していきます。
分解:HDD
バッテリーを外し、裏蓋のネジを1個緩めます。
左下にHDDが見えるので、マウンターを留めているネジ4個を外してHDDを抜き取ります。
一度仮組みを行ってメモリーのチェックテストを行い、こちらに異常はないことを確認しました。
HDDステータス:正常
使用時間は13000時間を超えていますが、特に異常はありません。
しかし衝撃によって発生したエラーレートの数値など少々気になる点もあります。
データ保全をした上でウイルスチェックを行いましたが、ウイルスやマルウェアは検出されませんでした。
HDDの全周検査(スピードテスト)でも異常はなく、HDD自体は正常なようです。
分解:キーボード
裏面蓋下のネジを2個外します。
するとキーボードを外せるようになるので、慎重にツメを外していきます。
右下にあるフラットケーブルを基板から抜き取り、型番の確認をします。
形状に少し違いはあるものの、使用できるキーボードが見つかりました。
更に検証用SSDで動作を確認したところ、240GBのSSDではデータ容量の関係で入りきらないため元HDDと同じ500GBが必要ということがわかりました。
キーボード交換とSSD換装(HDD500GB→SSD500GB)で進めることになったため、キーボードの発注を行います。
在庫で持っていたSSD500GBにOSごと環境を移行し、動作の確認を行っておきます。
キーボード交換
元のキーボードとエンターキーやバックスペースキーなどの形状、キーの配置が違うタイプのものですが、互換性があるため問題なく使用できます。
メモ帳に文字を打ち込み、全てのキーが反応することを確認します。
清掃・返却
内部の清掃をしてから組み戻し、外部の清掃も行います。
SSD換装とキーボード交換により快適にご利用いただけるようになりました。
SSDは故障してしまうとデータがほぼ救出できないというデメリットがあるため、こまめにバックアップをしていただくようお願いして返却です。
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