修理事例一覧

スキャナde!!名刺整理のデータを取り出し

カテゴリー :データ復旧・救出

こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。

大阪市旭区のお客様よりスキャナde!!名刺整理のデータを取り出したいという依頼がありました。
マイドキュメントにあったスキャナde!!名刺整理のフォルダはバックアップしていたものの、
スキャナde!!名刺整理が動作するWindows XPのパソコンは処分してしまい、インストール用のCDも失くしてしまい、データが取り出せないとのこと。

スキャナde!!名刺整理はエー・アイ・ソフト(A.I.soft)株式会社のソフトです。
エー・アイ・ソフト株式会社はOCRソフト「読んde!!ココ」、家計簿ソフト「うっかりママの家計簿」、画像管理・編集ソフト「デジカメde!!同時プリント」などのソフトを開発、販売してきた会社ですが、2006年11月にエプソン販売に吸収合併されました。2012年9月30日をもって「エー・アイ・ソフト」ブランドの製品の販売がすべて終了し、2014年9月30日をもってサポート窓口を終了しています。
情報が少ないため、手探りで作業を進めていきます。

預かったデータを確認していきます。
バックアップされたスキャナde!!名刺整理のフォルダの中には「USRDIC」「名刺帳」のフォルダがあります。

「名刺帳」のフォルダ内から保存データと思われるフォルダを開きました。

拡張子「YDS」「YDF」のファイルがあります。直接開くのは無理のようです。

手元にスキャナde!!名刺整理のソフトがないため、中古のソフトを取り寄せました。

次に、このソフトをインストールするパソコンですが、動作保証環境がWindows XP/2000となっています。
作業用の環境にWindows XP/2000がなかったため、急遽Windows XPのパソコンを用意しました。

無事インストールが終わり、スキャナde!!名刺整理が起動しました。

新たにインストールしたばかりなので、当然、データはありません。

一旦ソフトを終了させてから、
マイドキュメントのスキャナde!!名刺整理のフォルダをお客様のバックアップデータと置き換えます。

スキャナde!!名刺整理を起動させるとデータが新しいバージョンに変換される旨のメッセージが表示されました。
お客様のデータは古いバージョンのスキャナde!!名刺整理で作成されたもののようです。

「はい(Y)」のボタンをクリックすると、名刺のデータが表示されました。

次に、他のソフトでもデータを読み込めるように名刺のデータをエクスポートします。
「ファイル(F)」メニューから「名刺帳からの書き出し(E)」を選択します。

出力形式として「*.csv」を選択します。

保存先を選び、ファイル名を入力します。

Excelで開いてみると、260件以上のデータが確認できました。

USBメモリにデータをコピーし、お客様に納品しました。
古いソフトのデータ移行、バックアップはパソコンドック24にご相談ください。


この修理事例を書いたお店

本町・心斎橋・堀江のパソコン修理なら
パソコンドック24 本町店 06-6227-8474

大阪府大阪市中央区瓦町3-4-9 フカキ瓦町ビル 1F
» [地図]

修理について問い合わせる

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ