こんにちは 名古屋名東店 久保井です。
とうとうこの季節が来てしまいました。
毎年ながら、名古屋の夏は本当に過酷です。この中でオリンピックなどのスポーツをされてる方には脱帽です。お身体を大事にしてもらいと思います。
さて、よく電話でご相談いただくのが【パソコンを処分したい】という問い合わせです。
パソコンドック24の各店舗では、パソコンの無料回収を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
通常パソコンの処分は各自治体によって変わると思いますが、名古屋では【メーカーの受付窓口に回収の申し込み】をしたり【パソコン3R推進協会という団体ににお申し込み】あるいは有料で引き取ってもらったりと色々あるのですが、
「なんか面倒だ」
という考えが、私なら真っ先に思い浮かびます。
特にデータ関連の心配は一番気になるところではないかと思います。
しかし【無料】という言葉に疑念を持たれる方がいるのも事実です。
確かにただより高いものはないといいますので、訝しく思っても仕方ないと思います。
パソコンドック24で回収したパソコンは最終的には業者に廃棄してもらうのですが、修理の点検用などで使えそうなパーツは再利用していくというスタンスを取ってますので、不要なパソコンでも価値のあるものとして扱っています。
お客様も処分して助かる、お店側も再利用できるパーツがあり助かる。
こういった事から、無料回収を実施していますのでご心配なくお持ち込みください。
では、廃棄とデータの消去のご説明です。
今回、1台のパソコンの廃棄の依頼がありました。
電源も入らなくなってデータも不要。
家に置いていても邪魔なのでということでお持ち込みいただきました。
電源が入らないだけでしたら、液晶パネルやスピーカー、カメラなどチェック用にとっておけるパーツがあったりします。が、それはまた別の話。
お客様が気になっているのはHDDに入ってる、写真や情報が気になるところだと思います。
分解をしてHDDを取り出してみます。
このHDDの中に個人情報やWindows、アプリケーションなどが入っています。
パソコンに正常なHDDが入っていなかったら、ただの箱です。
正常に動くかどうかは別問題。
まず最初に、専用機器にかけて中のデータをフル消去していきます。
簡単なフォーマットだけであれば、知識のある人は中身を取り出したり(いわゆるデータ復旧)できてしまう場合がありますが、フル消去してしまうとかなり安全性は高まります。
れでもデータの取り出しが不可の証明がないと不安だとおっしゃる声もあります。
そういった場合には有料になりますが「物理破壊証明書」を発行いたします。
まずはHDDの開封からです。
複数のネジを外し開封します。
中にはまさに円形の鏡のようなディスクが入っています。
この中のレコード針のようなアームでディスクのデータが読み書きされていく仕組みです。
ディスクを割るのも方法ですが今回のディスクは割れない素材のため、傷をつけていきます。
要は、読み書きが出来なくなればいいわけです。
これでもかというほど傷をつけます。
残念ながらもう元に戻すことは不可能です・・・。
スパイ映画のようには行きません。
この状態を写真で確認、或いはお客様が目視で確認する形で証明書が発行となります。
という流れでデータの削除が行われています。
名古屋・名東店ではHDDを処分する時は、全部のHDDをこのようにして処分しています。
どうしても他人にデータを預けたくない方は有料で分解してHDDの返却も致しますので、ご相談いただければと思います。
最後になりますが、パソコンドック24でパソコンの処分を依頼された場合、機器やデータの返却は一切できませんのでご了承いただきますようお願い申し上げます。
パソコンの処分でお困りの際はお気軽にお近くのパソコンドック24までご相談ください。
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