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Lenovo ノートパソコン ヒンジ破損の修理事例 名東区のパソコン修理事例

カテゴリー :パソコン修理 ヒンジ修理

こんにちは。パソコンドック24 名古屋・名東店 久保井です。

今年の冬も名古屋は冷えます。春までもう少し耐える日が続きます。
まぁ夏は夏で『暑い暑い』って言うんでしょうね。
なかなかわがままな者です。

さて、この度お預かりしたパソコンは13.3インチの持ち運びのしやすいノートパソコンです。
通常使用中に液晶の開閉が困難になり、何とかしてほしいとお持ち込みいただきました。
学生さんで自宅と学校の持ち運びが必須だそうです。

よくあるヒンジの破損かと思いきや

液晶側のトップカバーにひびが入っており、開閉ができるほどのテンションをかけることが出来ません。
無理して開けようとすると、

割れ目が大きくなり、それこそひびの部分から真っ二つになりそうです。
ひびが広がらないように注意して開けきってしまうと正常に使えるのですが、そんな使い方では普段使いに影響が出てしまいます。

直しましょう!

通常のヒンジ破損の場合、本体内部のネジ受けが破損して開閉が出来なくなるのですが、今回はトップカバーの割れが生じていますので、補修は出来ないと判断し、トップカバーごと交換する方法を取ります。
しかし、このパソコンでの今回の作業は、とにかく作業工程が多かったです。

まずは液晶部分の上半身を分離していきます。
裏ブタを取り外し開帳です。

バッテリーの取り外し。

各配線を外していくのですが、なんとマザーボードの下に上半身部分につながる配線が通っています。
上半身を分離するにはマザーボードの取り外しが必要という、複雑仕様。
FANを取り、ヒートシンクを取り、すべての配線を外し、マザーボードを外します。

この一本の配線のために・・・

そして分離です。

作業を上半身に集中して。

液晶を外していきます。
ヒンジとヒンジの間にある化粧カバーをはずして、

液晶部分をずらせば、液晶パネルを外すことが出来ます。

さて、今回の交換パーツです。右が新品です。
新しいパーツに細々としたパーツを移植していかなければならないようです。

移行完了。ここでやっと半分です。

液晶を戻して、上半身を合体させ、配線取り直して、マザーボード戻してなど
なんやかんやありまして、
完成です。


最後に起動確認
Wi-Fiもマウスもキーボードも充電も正常に起動しています。

開け閉めも問題ありません。
これでまた安心して日常使いができることでしょう。

比較的簡単にトップカバーを交換できる機種もありますので、今回は油断していました。
大変な作業でしたが、お客様が喜んでいただいる姿を見ると頑張った甲斐があったと思えます。

お困りの際はお気軽にお近くのパソコンドック24にご相談ください。

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