こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
今回は企業様より複数台のSurface Pro修理のご依頼をいただきました。
Surface Pro3がなんと30台です。
写真はほんの一部ですが、いろいろな壊れ方をしています。
Surface Pro3は販売開始から8年経過しており、お金をかけて直す価値も下がってきました。
修理費用が高額になると同型の中古パソコンの価格を越えてしまいます。
そこのところはお客様も理解されており、安く直るものだけ直してくださいとの事です。
直らないものはデータ消去をして廃棄してほしいとの依頼です。
企業様でしたら新規にパソコンを導入するコストと修理するコストを検討しますよね。
台数が多くなると1台ずつ検討するのも大変です。
そこは修理金額の上限を指定していただければ、その範囲で直せるものを直します。
当然、直さない判断をしたパソコンは廃棄することになると思いますが、データ消去の問題が残ります。
まとめてご依頼いただければコスト削減になると思いますのでぜひご検討ください。
それでは、1台ずつ見ていきましょう。
まずは一番多かった液晶パネル割れです。
起動しているようですが、タッチパネルが効かないようです。
まあ、これも液晶パネル不具合の一種ですね。
別に写真はいりませんでしたかね。電源が入らない症状です。
OSが正常起動しないようです。自動修復を繰り返すものの成功しないパターンです。
液晶パネルを剥がしてみたらバッテリーが膨張していた、なんて事も。
今回お預りしたパソコンで直せたのは30台中10台でした。
液晶パネル割れが一番多く、筐体も歪んでいるものが多かったです。筐体が歪んでしまうと液晶パネルの再取り付けが出来ません。
筐体が歪んでいなくても、新品の液晶パネルは採用できません。予算をはるかに超えてしまうためです。
電源が入らないパソコンからの移植は出来るかもしれません。二個一修理ですね。
OSが正常に起動しないなどの症状は直る可能性が高いかもしれませんね。
残りのパソコンはデータ消去+廃棄となりますが、それなりに手間のかかる作業となります。
Surface Pro3はSSDが着脱できますが、ここまで分解するのが手間なのです。
液晶パネルは強力な両面テープでがっちり貼りついています。それを薄いカードなどでゆっくり剥がしていくのです。液晶パネルが割れているとさらに厄介です。
そんな時は液晶パネルを剥がすのを止め、SSDを物理破壊しましょう。
パソコンの裏側からドリルで穴をあけ、SSDを直接破壊します。
構造を分かった上で行わないと大事故につながりかねませんから、ご自身ではやらないでくださいね。
故障したパソコンを放置しておいてもいずれゴミになるだけです。廃棄するにしてもデータ消去、廃棄業者の手配、廃棄費用の見積り等、心配事はいっぱいです。
少しでも価値のあるうちにご依頼ください。新しくパソコンを導入するかどうかの方針も立てやすくなるでしょう。
今回はSurface Pro3でしたがSurfaceシリーズなら何でも対応しますし、別メーカーのPCでも対応できます。まずはパソコンドック24新宿店にご相談下さい。
ご連絡お待ちしております。
Surface(サーフェス)修理
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