Windows11のパソコンをセットアップをするには「マイクロソフトアカウント」の登録を求められます。Pro版ではネット接続をしていなければローカルアカウントで設定ができますが、Home版では通常ローカルアカウントでの設定ができません。
少し手間はかかりますが、「ローカルアカウント」の設定も可能なので、実際の手順をまとめてみました。
2022/9/21配信のWindows11 22H2では、当記事記載の方法ではローカルアカウント設定ができなくなりました。
22H2での設定方法を別ブログにしましたので、こちらもご覧ください。
【Windows11 22H2】ローカルアカウントでセットアップ
DELL XPS 8950 リカバリー
Windows11のDELL XPS 8950をリカバリーする機会がありました。
リカバリー自体は「Suport Assist OS Recovery」で問題なくできました。
本題ではありませんが、この機種のUEFI設定は初期状態で「RAID」になっているため、外部メディア起動ではSSDが認識できないので注意が必要ですね。
Windows11 homeのセットアップにはインターネット接続が必要
本来Windows11 homeの初期設定では、インターネットにつないで「マイクロソフトアカウント」の設定をしないとセットアップができません。
マイクロソフトが個人情報の収集をおこなうので「ローカルアカウント」での設定をしたいと思う方は困ります。
「ローカルアカウント」で使用すると、Onedriveなどは使えませんがパソコンの使用に問題はありません。
リカバリー後初期設定の手順
リカバリーが完了すると最初に「国・地域設定」の画面が出ます。
日本が選択されていれば次に進みます。
キーボードの選択もそのままで次に進み、「2つめのキーボードレイアウトの追加」は通常そのままで次に進めます。
「ネットワークに接続しましょう」の画面になります。
この画面で、有線LANケーブルを接続するか、WiFiでネット接続をしないと「次へ」のボタンが押せません。
インターネットに接続してから次へを押すと、「アップデートを確認しています」と表示されます。
確認がすむと「ライセンスをご確認ください」となるので「同意」を押します。
「デバイスに名前を付けましょう」の画面では「今はスキップ」を押しましょう。
マイクロアカウント設定画面でインターネット接続を切断する
「マイクロソフトアカウントを追加しましょう」の設定画面が出ます。
このタイミングでインターネットの接続を解除します。
有線接続ではパソコンからLANケーブルを取り外し、無線接続では無線LANルーターの電源を落とします。
インターネット接続を切ってから左上の矢印を押して前に戻します。
そうすると「このデバイスを使うのは誰ですか?」の画面になりますので、ユーザー名の設定をおこないます。
パスワードの設定をおこないます。
「プライバシー設定の選択」
「プリファレンスの設定」はDELLの設定画面です。
Windows11が起動しました。
アカウント名は「USER」でローカルアカウントでのログインです。
アカウント設定は任意が望ましい
マイクロソフトは自社のサービスを使って欲しいため、「マイクロソフトアカウント」の設定を優先的におこなわせようとしています。
「マイクロソフトアカウント」にもメリットはありますが、個人情報を登録するかどうかは任意であるべきと思います。
「マイクロソフトアカウント」「ローカルアカウント」の選択が自由にできる仕組みに改善して欲しいと思います。
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