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【PS4】内蔵HDDをSSDへ換装・内部清掃

カテゴリー : パソコン・周辺機器のお悩み解決パソコン以外のトラブル名古屋・庄内緑地公園店SONY

北名古屋市にお住まいの方のPlayStation4を速くするため、内蔵HDDをSSDへ交換しました。
パソコン以外でもSSD換装が可能な場合があります。

PlayStation 4 CUH-2000AB01 SSD換装

2016年9月に発売された薄型モデルのPS4です。
PlayStation 5が発売されたもののなかなか手に入らず、新しいゲームもPS4版が販売されたりするため、この機会にSSD換装を行うことになりました。

セーブデータバックアップ

今回は内部環境をそのままコピーする方法を取りますが、念のためセーブデータのバックアップをUSBメモリーにしておきます。
まずは使用するUSBメモリーをFAT32またはexFATにフォーマットします。
4GB以上のセーブデータはなかなかないと思いますが、exFATにしておくと安心です。
(※FAT32は1つのファイルが4GB以上だとコピー・書き込みができません)

フォーマットされたUSBメモリー内に「PS4」というフォルダーを作成し、このフォルダーの直下に「UPDATE」というフォルダーを作成します。
次にパソコンのブラウザーでPS4システムソフトウェアアップデートのページを開き、システムアップデート用のファイルをダウンロードします。
このとき、ファイルやUSBメモリーの破損を防ぐためまずはパソコン内にダウンロードを指定してください。

そのあと、先程USBメモリー内に作成したUPDATEフォルダーの中にシステムアップデートファイルをコピーします。

この作業が完了したらUSBメモリーをPS4のUSBポートに差し込み、PS4を起動します。

まずはトップメニューの「設定」を選び、次に設定内の「アプリケーションセーブデータ管理」を選択します。

「本体ストレージのセーブデータ」を選択します。

その後バックアップしたいセーブデータのゲームを選択し、「USBストレージ機器にコピーする」を選択します。

セーブデータのファイルサイズによりますが、そこまで長い時間はかかりません。
これでセーブデータのバックアップが完了しました。
必要であればスクリーンショットやゲーム設定などもバックアップできるようです。

分解:HDD

それではHDDの取り外しに入ります。

まず、「分解禁止!」と書かれたシール横にあるカバー部分を右へずらします。
多少ツメが噛んでいる場合がありますので、慎重さが必要です。

ネジが出現しました。
プラスドライバーで外します。

先程の面から見て右側面にHDDを抜き出すための取っ手があります。
これを引っ張り、HDDをSATAコネクターから抜き取ります。
少し埃が見えますね。

HDDステータス:正常

使用はゲームや映像の再生程度なので、時間数はそんなに経っていません。

SSDへマウンター取り付け

HDDからマウンターを外し、用意した500GBのSSDへ取り付けます。
専用機に接続し、内部データを設定情報ごとHDDからSSDへコピーします。

分解:内部清掃

コピーを待っている間に、内部清掃をしていきます。

まずは「分解禁止!」と書かれたシールを剥がします。
(このシールを剥がすとSONYでの修理対応を受けられなくなります)

現れたトルクスネジを外します。
このネジは中心に回転防止の出っ張りがあるため、対応ドライバーが必要です。
そのあと、外したネジの部分が手前に来るようにして底面と本体の手前角隙間に指を入れ、ツメを外しながら奥(PS4全面)側へスライドしていきます。

電源スイッチ部のところが覆うようになっているため、外すにはスライドする必要があります。

天板のパネルはツメのみで固定されています。
ネジを1つ外せば外側が全て外せるというのはいいですね。
ファンが見えましたが、このままだとフィンに詰まりがあるかどうかがわかりませんので更に分解を進めます。

銀色の天板と電源ユニット、アンテナのネジを取り外します。

天板とコネクターを電源ユニットから外します。
このとき、ケーブルが損傷しないよう細心の注意が必要です。
Bluetoothが使用できなくなるとコントローラーが無線接続できなくなる可能性があります。
外す課程で少々手間取ったため、なかなかに恐怖を覚えました。

慎重に裏返し、赤丸で囲ったネジを外します。

再度ひっくり返し、電源ユニットをケーブルに注意しながらこれまたひっくり返すようにして本体側へ置きます。
ようやくフィンが見えました。
ファンがうるさかったり本体が過度に熱くなったりするようであればCPUグリスの塗り直しも必要ですが、今回はそこまで行いません。
フィンの部分と天板側から見えるファンのところを丁寧に清掃し、SSDを差し込む部分以外元通りに組み戻します。

SSD装着

コピーが完了したSSDをPS4に取り付け、カバーを戻します。
起動の確認をすると、操作できるようになるまで30秒ほどかかっていたのが20秒弱になりました。

ゲーム起動時間比較

グラフィックが少し重いゲームで起動時間の比較をしてみました。
※ゲームを起動してからセーブデータ選択・操作できるようになるまでの時間

HDD:3分7秒
SSD:1分50秒

最初のゲーム機起動時間も含め、3分の2ほどに短縮されました。

外部清掃・データ確認

外部の細かい埃を清掃し、コントローラーも綺麗にします。
画面遷移も速くなって快適なマシンになりました。

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