こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
今回は東京都立川市よりバッテリー膨張したSurface Pro4のバッテリー交換をご依頼いただきました。
バッテリーが膨張して液晶パネルまで剥がれてきています。液晶パネルは割れていませんし、タッチも正常に反応します。バッテリー交換でまた使えるようになりそうです。
Surface Pro4は発売開始から7年がたっています。故障した時は買い替えるか修理するか悩ましい判断をしなければなりません。Pro4に限らずどのSurfaceでもそのような時期がやってきます。
パソコンの寿命はどれくらいですか？こんな質問をよく聞きます。きっかり何年です、と回答出来れば良いのでしょうがなかなか難しい質問です。
一般的に故障率は以下のような曲線で表されます。形状からバスタブ曲線なんて呼び方もされます。
初期故障期はメーカー保証期間でカバーされるとして、何年経ったら摩耗故障期なのでしょう。
摩耗故障しやすいパーツとしては以下のような順番でしょうか。
１．バッテリー （使い方にもよりますが、ダントツで一番でしょう。）
２．キーボード （ハードパンチャーだったり、文章作成が多い方は故障しやすいでしょうね）
３．CPUファン （パソコン内部の可動部といったらこのパーツだけ。）
４．マザーボード （基板上には数百～数千というパーツが実装されています。1個が壊れただけで 動かなくなる可能性が高いです。）
５．液晶パネル （割れてしまったものは摩耗ではないですよね。Pro4に関しては画面が揺れたり
する症状が出ていました。購入から3年までは無償交換してくれたようですが、それ以降は摩耗故障っていう事なんですかね。）
Surfaceシリーズは3年も使うと劣化して充電容量が減ってくると思います。使えなくはないですが、あまりにも短くなると持ち歩きのパソコンとしては不便になってきます。バッテリー膨張のリスクも高くなってきます。
当店での実績ですが、バッテリー以外のパーツで摩耗故障率が急激に上がるイメージはありません。
当然別のパーツが壊れるリスクは存在しますが、1つのパーツが壊れただけなら修理をお勧めします。
複数個所が壊れている場合はメーカーで交換対応をしてもらった方が安くなるかもしれません。
もしくは買い替えを検討されても良いかもしれませんね。
お客様によっては今使用しているパソコンの環境が必要であったり、再インストールできないソフトウェアが入っていたりすると修理せざるを得ない場合があるでしょう。
どちらにしても当店にご相談ください。見積金額によって修理するかしないかを判断いただけます。
では、最長でどこまで使えるのでしょう。1つの目安としてWindowsのサポート期間があると思います。現在Windows10を使用していて、パソコンのスペック上Windows11にはアップグレードできないとします。そうするとWindows10のサポート終了日が目安になります。
Windows10 サポート終了 2025年10月14日
インターネットを使わない、という事であればもっと頑張れるかもしれません。古いソフト専用のパソコンみたいな役割でしょうかね。
寿命がうんぬんと書きましたが、壊れる時は大抵突然です。その日がいつ来ても良いようにバックアップを取りながらご使用下さい。それでも取り漏れたバックアップもあるでしょう。緊急でパソコンが必要という事もあるでしょう。買い換えて、ソフトウェアインストールやメール設定やらを考えたら修理する方が早いかもしれません。お急ぎの修理にも対応できる当店へご相談ください。
Surface（サーフェス）修理
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