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「動作が遅い」富士通 LIFEBOOK A574/HX のSSD換装を行いました。

カテゴリー : SSD換装・交換パソコン修理フリーズ・動作が遅い金沢店富士通

こんにちは。パソコンドック24 金沢店 です。

金沢市のお客様より、動作が遅い「富士通 LIFEBOOK A574/HX」をお預かりいたしました。
店頭で起動させてみると確かに動作が遅く起動までに約2分ほどかかりました。

HDD故障の可能性もあるため、お預かりし確認します。

分解作業

このタイプのLIFEBOOKは分解が困難なため、慎重に作業を行います。

作業前に必ずシャットダウンし、ACアダプタとバッテリーを外します。

画像赤丸で囲ったネジと青丸で囲ったネジは大きさが違うため注意が必要です。

このネジをすべて外します。

ネジをすべて外した後、画像赤枠のキーボード奥側のカバーを外します。

カバーは金属性のヘラなどで外しますが、

プラスチック製のツメが折れやすいため慎重に作業を行います。

カバーを外すと、画像の赤丸で囲った場所にキーボード固定用のネジがあります。
この2か所のネジを外し、キーボードを奥の方へスライドさせるように外します。

キーボードはマザーボード基板とケーブルでつながっています。

これをマザーボード基板側の固定用ラッチを外してから手前にスライドさせて外します。

キーボードの下には、画像赤丸の位置にネジが7か所あるので外します。

次は画像赤矢印の配線類を外します。
配線は下側のタッチパッドのフラットケーブル、画像中央のスピーカーケーブル、
電源スイッチ、左側の映像出力コネクタ、右側のWi-Fiコネクタを外します。

この状態で液晶から伸びている液晶ケーブルとWi-Fiケーブルを取り出します。

この後に液晶本体を外します。
液晶は画像赤枠内の6本のネジで止まっているのでこれを外しますが、
注意点として液晶を手などで支えながら外さないと破損の原因になります。

液晶パネルを外し、本体とパームレストを外します。
画面中央赤枠にあるのがそのHDDです。

HDDからSSDへ換装

取り出したHDDの状態を調べます。

HDDには内部の状態を診断するS.M.A.R.Tという機能があります。

これを確認するソフトで調べると、不良セクタが出ていました。

不良セクタが出た状態で使用を続けると故障などのリスクがあるため、

お客様に説明し今回は「リフレッシュパック+SSD」を行います。

新品のSSDを取り付けます。

次は逆の手順で元に戻していきます。

ケーブルの差し込み忘れや接触不良が起きやすいので最終的な動作確認が大事になります。

リフレッシュパック+SSD作業

ここから「リフレッシュパック+SSD」という作業を行います。

取り付けたSSDにはデータが何も入っていないので、新たにOSをインストールする必要があります。
パソコン付属のリカバリディスクからWindows 7をインストールします。

インストール後にWindows 10へアップデート、ドライバのアップデート、オフィスのインストールなどを行いました。
分解時に外した部品も正常に動作していることを確認しお客様にご返却いたしました。

今回は「リフレッシュパック+SSD」という作業を行いましたが、

お客様のニーズに合わせた対応も可能なので同様の症状でお困りな方はぜひ、

パソコンドック24 金沢店 にご相談ください。

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