こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、MacBook Proの2017年モデルの液晶パネル交換のご依頼を受けました。
画面に向かって右端に縦線と細かな横線が入っています。
カバンにMacを入れていて、気づいたらこのような状態になっていたとのことです。
液晶部分（液晶上半身）の取り外しを行いました。
ここまでの手順は、以下のブログを参考にされてみてください。
「MacBook Pro 13インチ 2018年モデル 液晶表示不具合」
https://www.pcdock24.com/blog/?p=79345
今回は、液晶上半身の液晶パネル交換について詳細なブログを書かせて頂きます。
まずは、液晶上半身の一番外枠のゴム製のフレームがあります。
このラバーフレームを取り外します。
あらら、すぐに切れてしまいました。
2017年製なので、ゴムが劣化していてきれいに取り外せません。
切れなければ再利用出来ますが、切れてしまったら新品の部品に交換を行います。
よく切れるので、部品は在庫してあります。
液晶パネルの基板とバックライトのケーブルを取り外します。
バックライトケーブルは、天板と一体になっています。
液晶の下部に「MacbookPro」と刻印されている部分がありますね。
この部分は、非常に折れやすいです。
慎重に液晶パネルから取り外していきます。
ストライプとか、ベゼルとか呼ばれる部分ですが、無事に取り外せました。
液晶パネルと天板を取り付けているネジを全て取り外します。
ネジを全て取り外すと、写真のパーツが取り外せます。
何と呼ぶ部品なのか？わかりませんが… すみません。
写真のような状態になりました。
あとは、液晶の上部と横の3面は、天板と両面テープで張り付いています。
取り外せました。
と、一言で終わりますが、この作業が一番大変なんです。
取り外した液晶です。内側です。
オレンジの部分の鉄のパーツを取り外します。
この部分は再利用します。
取り外せました。
きれいに掃除して、新しい両面テープを貼り付けました。
写真のパネルは、新品の液晶パネルです。
鉄の部分のパーツを新品パネルに取り付けました。
天板部分に新品のラバーフレームを取り付け、
液晶パネルを貼り付ける為に両面テープを取り付けました。
新品の液晶パネルをのせました。
まだ貼り付けていません。
とりあえず、養生テープで固定します。
仮付けしている上半身と下半身を合体させました。
動作確認を行います。
ちゃんとOSも起動してくれました。液晶パネルの初期不良は無さそうです。
カメラがちゃんと動作するか？画面の輝度調節がちゃんと出来るか？など一通りのチェックを行います。
画面を真っ白にして、内部にホコリなどが入っていないか？などもチェックします。
問題なければ、液晶パネルを貼り付けます。
液晶を貼り付けたら、上半身を下半身と再度分離します。
そして、液晶上半身を元通りに組み上げてから再度下半身と合体させます。
最後に「MacBookPro」の刻印されたストライプを取り付けて、完成です。
かなり難易度が高い修理で、やり甲斐のある作業ですね。
Macの液晶修理をお考えのお客様は、一度お近くのパソコンドック24へご相談ください。
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