修理事例一覧

使っていると動作不安定→電源が落ちてしまう。。(FRONTIER BTOパソコン)

カテゴリー :パソコン修理 冷却ファン・熱暴走

こんにちは。パソコンドック24 松原店 です。
今回は大阪府羽曳野市からお越しのお客様からご依頼いただきました。

パソコンを起動させたら異音がする、ファンの音のようなカラカラという音とかではないので何なんだろ?とは気になってはいたが普通に使えていた、とのことです。

ところが最近はしばらくインターネット、Youtubeなどで使っていると動きがおかしくなる、フリーズする、最後には画面がブラックアウトして電源が落ちてしまうようになった、とのことでした。

パソコンの状態を確認するため点検を実施したところ、当店でも症状の再現を確認しました。
それではこの原因を探っていきます。

詳細診断の結果、温度検査にてリミットに入り、サーマルスロットリングが作動していることを確認しました。

サーマルスロットリングとはCPUが温度上昇して壊れてしまうのを防ぐ機能で、一定以上温度が高くなるとあえて性能を落とし発熱をおさえます。
そのためにパソコンの動作が非常に遅くなりフリーズすることもあります。

パソコンが正常な状態ではこのように高温になることはなかなかないので、何かパソコン内部でトラブルが起こっているのは間違いないです。
考えられることは、
・CPUグリスの老朽化により熱伝導率が落ち放熱できていない
・CPUクーラーがちゃんと設置できていない(外れかけている)
・CPUファンが壊れて止まって放熱できていない

などが考えられますが、今回のお客様は水冷CPUクーラーを使用していたためにその水冷システム不良(ポンプ故障・クーリング液の減少など)が考えられます。

パソコンの内部を確認していき原因を探っていきましょう。

パソコン内部を確認したらファンはしっかり回っていましたので、この場合は水冷ポンプのほうが原因であると考えられます。
水冷ポンプの交換を行うと以下のようにCPUの温度が下がることが確認取れました。

新品の水冷CPUクーラーを取り寄せ交換して各種テストを行いお客様に納品です。
今まで通りパソコンが使えるようになってお客様も満足してくださいました。

このように一見しただけでは問題が解らない事でも、当店では原因を探し出しパソコンをお客様に使っていただけるように修理を致します。

普段パソコンを使っていて何かおかしい?と思ったらパソコンドック24松原店まで気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。

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