電源投入後、しばらくしてから【Warning Bootable device was not found.】と表示されWindowsが起動しません。
「起動デバイスが見つかりません」という表記で、衝撃後こうなってしまったとのことです。
富士通 FMV LIFEBOOK AH56/M FMVA56MB Windowsが起動しない
第4世代Core i7が搭載されたノートパソコンです。
電源を入れるたあと、しばらく経ってから「Bootable device was not found.」と表示され、ブートメニューから「Windows Boot Manager」を選んでも同じ画面に戻ります。
通常、「Drive HDD:」の横にHDDの型番が表示されるはずですが空欄です。
HDDを認識できていないため、衝撃によるHDD故障の可能性が高そうです。
分解:HDD
裏蓋のネジを全て外します。
左下にHDDがあるので、左方向へ引き抜いて外します。
HDD完全故障
HDDを検証用パソコンに接続しても全く認識しません。
聴診器で聴くと動こうとして止まるのを繰り返している状態です。
ノートパソコン側がなんとか読みだそうとしていたため「Bootable device was not found.」が出るまで時間がかかっていたようです。
メモリー異常
メモリーのチェックテストを進めると、4分ほどでエラーが多く検出されました。
マザーボード側のメモリーのみで検証してみても同じでしたが、蓋側のメモリーを下側のスロットに差して検証するとエラーは検出されませんでした。
エラーが出る場合スロット異常のこともありますが、今回はメモリーが故障しているようです。
幸い中古在庫に同じメーカーで同規格のものがあったため、そちらを差して検証します。
相性問題もなく、テストを完走しました。
内部清掃
ファンコネクターを抜き取り、ヒートシンクとファンを外します。
フィンとの間に埃が詰まっていたので、綺麗に清掃します。
グリスはヒートシンク側にシールタイプでついていましたが、外した以上は浮いてしまうので改めてグリスを塗布しておきます。
SSD換装
SSD240GBにマウンターを取り付けて組み込みます。
Windows10クリーンインストール
USBインストーラーでWindows10をクリーンインストールし、メーカーサイトからダウンロードしたソフトウェアなどを使用して調整していきます。
外部清掃
外部清掃後、各種機能を確認したら完了です。
今回はメモリー故障があったため、HDDが故障していなくてもWindows破損に繋がっていた可能性があります。
突然壊れることもあるため、大切なデータはパソコン内外両方にあるようにしておくと安心です。
名古屋・庄内緑地公園店オフィシャルサイト
名古屋・庄内緑地公園店オフィシャルサイトでもブログを公開中です。
ぜひご覧ください。
公開: