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Windowsアップデートに失敗する修理事例

カテゴリー : Windowsトラブルパソコン修理相模大野ロビーファイブ店

こんにちは。パソコンドック24 相模大野ロビーファイブ店 の丸口です。

Windowsアップデートがどうしても失敗してしまうケースの修理事例をご紹介します。
神奈川県座間市のお客様からのお持ち込みで、Windows11 21H2から22H2へのアップデートが失敗してしまいお困りでした。
お客様ご自身で実施したことは次の通りでした。

・トラブルシューティング「Windows Update」
Microsoft公式サイトを使っての最新Windows アップデート

お預かりして詳細診断を行いましたが、とくにPCには異常は認められませんでした。
データ保全を行ったうえでWindows アップデートができない原因を追究していきます。
調査していたところ、レジストリに不要なユーザーがいる場合、Windows アップデートが失敗することがあるようです。

SIDの下4桁「1001」と「1009」がお客様のユーザーアカウントです。

写真はとれませんでしたが、下記のレジストリ配下には「1001」「1009」「1008.bak」と3つのユーザーが存在しており、「1008.bak」が不要なユーザー情報(一時プロファイル、後述)であることが判明しました。
> HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
レジストリ・データをバックアップしたうえで、「1008.bak」ユーザーを削除します。

原因を取り除いたので、Windowsアップデートを進めます。
Windows更新ボタンでは22H2への更新がでない状態だったため、Windows 11 インストール アシスタントを使って更新を進めます。

更新の結果はこちらです。

無事、最新バージョンへ更新できました!

今回アップデートできなかった原因は「一時プロファイル」の残存がアップデートプログラムの進行を邪魔していたことが原因でした。
なぜ「一時プロファイル」ができてしまうのか調べたところ、何らかの原因でログインに失敗した場合、一時的にユーザープロファイルが自動生成されるそうです。

更新プログラムの失敗やウィルス対策ソフトとの干渉によっても生成される場合があるようです。「一時プロファイル」はそれなりの理由でつくられたもので、不正な存在ではないことがわかりました。ユーザー情報を守るため救済措置をした結果、生じたものが「一時プロファイル」のようです。
「一時プロファイル」はアップデートプログラム以外にもよくない影響を与えることがあるようなので、何か問題があればチェックしたうえで削除してもよいと思います。

今回お客様ご自身、相当お時間をかけたうえに困っていらっしゃいましたので、無事にWindowsアップデートができてたいへん喜んでいただきました。
Windowsアップデートでお困りの際はパソコンドック24にお任せください!

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