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ポータブルHDD【データ復旧】ケース移植修理事例

カテゴリー : データ復旧・救出相模大野ロビーファイブ店

こんにちは。パソコンドック24 相模大野ロビーファイブ店 の丸口です。

IOデータのポータブルHDDが認識しなくなった修理事例をご紹介します。
東京都杉並区からお越しのお客様からのお持ち込みで、PCでポータブルHDDが認識しなくなりお困りでした。
こういった外付けHDDや外付けSSDが認識しない理由は3つあります。

1.USBケーブル破損。ケーブル内部裂断やコネクタ破損など。
2.SATA-USB変換基板故障。
3.HDD及びSSD故障。

結論からいうと今回は2,SATA-USB変換基板故障でした。

お客様には認識しない原因には上記3つの可能性があることをお伝えしご理解いただいたうえで、もしHDD故障の場合は障害レベルにより高額なデータ復旧になる可能性があることと、お時間がかかる場合があることもご了解いただきました。
お預かりしたあとの修理方針をご理解いただいたうえでお受付し、大事にお預かりさせていただきました。


診断開始。まずは「1.USBケーブル破損」の確認のため、備品の外付けHDDにつなげて使えるか確認しましたが、問題ありませんでした。
これでUSBケーブルはクリアです。

「2.SATA-USB変換基板故障」の可能性を確認するため分解します。
内蔵HDDの左側にSATA-USB変換基板が見えます。

SATA-USB変換基板を目視確認しましたが、特に異常はありません。
見た目に異常がなくてもチップが破損している場合があります。

少しだけほっとしました。
なぜなら、SATA-USB変換基板とHDDが一体型になっている場合があります。
その場合はHDDデータ復旧に突入するしかありません。
今回はSATA-USB変換基板がひとつのパーツとして存在していました。

次にSATA-USB変換基板に備品のHDDを接続し、お客様のUSBケーブルをつなげて認識するか確認したところ、認識しませんでした。
これでSATA-USB変換基板に異常があることがわかりました。

内蔵HDDにも異常が無いか、内蔵HDDを診断します。
検証マシンに内蔵HDDをつなげて診断したところ、内蔵HDDは全く問題無く健康そのものでした。
もちろんデータも無事なようです。


ここから修理方針を探ります。
修理方針としては2つご提案できます。

a.基板修理
b.ケース移植(他のポータブルHDDケースへHDDのみ移植)

基板修理はかなり高額修理になりますが、店内にお客様のポータブルHDDケースと同じUSB3.0対応の中古ポータブルHDDケース在庫があったので、こちらもおすすめできます。

お客様へ診断結果と修理方針をお伝えすると、特にケースにこだわりが無い為ケース移植をご選択されました。
今回移植する中古ポータブルHDDケースはこちらです。

多少キズはありますが、データは全て無事であったため、お客様にはたいへんご満足いただきました。
今回は結果的にHDDデータ復旧ではなく、HDD移植により対処できました。

ごくたまにですが、ご自身でデータ復旧ツールを使って復旧しようと時間とコストをかけてしまう方がいらっしゃいます。
もし内蔵HDDに障害がある場合は、読み込みを繰り返すことで、障害レベルが上がってしまい、データ復旧率が下がるおそれがあります。
HDDが認識しなかったり調子が悪くなったら、すみやかにお近くのパソコンドック24へご相談ください。

異常を感じたら早めに専門家へお持ち込みいただくことで、結果的に被害が最小限に抑えられ、修理費用も抑えることにつながります。
パソコン修理とデータ復旧が専門のパソコンドック24にお任せください。

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