こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
大阪市中央区のお客様より、BUFFALO(バッファロー)NASの赤ランプが点灯して認識しないということでデータ復旧のご依頼がありました。
機種はBUFFALO Terastation TS1400Dです。
RAID5で使用しているとのことでした。
RAID5は、HDDの最低本数が3台以上で構成され、HDD(ハードディスク)にデータを分割して書き込みながら、「パリティ」と呼ばれる復元用コードを同時に格納することで耐障害性も確保したRAID方式のことです。
HDDの本数が多くなれば多くなるほど高速となります。
1本のHDD障害でもPCやサーバーは無停止で動作できますが、2台以上のHDDが一度に故障してしまうと、データの復元が難しくなってしまいます。
分解してHDDの状態を確認します。4本のHDDが内蔵されています。
4本のHDDのうち、Disk2とDisk3に障害が発生していました。
無事なHDDが3本あればデータをバックアップできるので、障害の軽そうなDisk2をデータ復旧の装置につないでイメージコピーを作ります。
500GBのHDDですが、時間をかけて無事にイメージコピーができました。
Disk1、Disk2、Disk4の3台のHDDを作業用のパソコンに接続し、復旧作業を行います。
無事に元のデータが見えました。
外付けハードディスクにデータをバックアップします。
時間がかかりましたが、無事すべてのデータを復旧できました。
どちらか1本に障害が出たときに対応していれば、大事に至らないので早めの対応をおすすめします。
お使いのNASのフロントパネルに赤ランプが点灯していないでしょうか。確認してみてください。
BUFFALO(バッファロー)NASのデータ復旧はパソコンドック24に相談して下さい。
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