こんにちは。パソコンドック24 渋谷店 です。
今回は MacBook Pro (15-inch, 2017) A1707 のバッテリー劣化とUSBポートの反応が悪いとお困りのお客様からご依頼をいただきました。
お持ちいただいた時の状況
MacBookシリーズはバッテリーが劣化してくるとバッテリーアイコンの部分に「修理サービス推奨」の通知が表示されます。
Macのシステム情報を確認してみると充放電回数が445回、修理サービス推奨の表示が確認できます。
分解・修理作業
外観からは分かりませんでしたが内部でバッテリーが若干膨張していました。
今回のバッテリー通知＝バッテリー膨張と言うわけではないですが、通知が出ずにこのまま放置していたら膨張が進み他のパーツに不具合が発生していたかもしれません。
バッテリーの劣化と一緒にご相談いただいていたUSBポートの反応が悪いという症状ですが、USBポートを取り外してみると両ポートとも端子がショートして焦げていました。
気づかない間にゴミが入っていたりUSBポートが濡れた状態で通電してしまったのでしょう、これでは反応が悪くても仕方ありませんね……
修理完了・動作確認
今回はバッテリーとUSBポートを新品に交換することで作業は完了です。
新品のバッテリーに交換したことで充放電回数が1回、状態は正常の表示になりました。
筐体内外のクリーニングを行い、動作確認も問題はございませんでした。
通常ノートPCのバッテリー寿命は2～5年程と言われています。
お客様の使用環境によっては1～2年で劣化してしまう方もいれば、5年以上使用していてもほとんど劣化していない場合もあります。
「バッテリーの減りが早くなってきたな……」と思うことがあればバッテリーの寿命が近づいてきているサインです。
バッテリーエラーの通知が出ていなくてもバッテリーの充電持ちなどで違和感を感じることがあればお気軽に当店へご相談ください。
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