こんにちは。パソコンドック24 高松店 です。
今回は、富士通のLIFEBOOK A577/RXをお預かりしました。
動作が遅いと言う事でお困りのお客様からご依頼を頂きました。
お持ちいただいた時の状況
電源ボタンを押してもすぐに画面表示はされず、画面にロゴが出た後、画面中央下でぐるぐる回る表示が続き、数分後にようやくデスクトップが表示される、といった状況でした。
ソフトを起動しても一呼吸、二呼吸待ってようやく立ち上がるといった状況。
インストールしたいソフトが有っても上手く入らないくらい遅い、と伺いました。
詳細診断・分解
パソコンの動作に関するパーツを確認しました。
まずはメモリスロットのメモリを確認。容量4GBのメモリが1枚挿入されていました。
バッテリー、ディスプレイ、キーボードを外して基板を確認。
500GBのハードディスクが装着されていました。
パソコンの動作自体は、「遅い」という事以外問題なく、動きの速さについては、上記2つのパーツが原因でした。
パーツ交換・データ移行
Windowsのオペレーションシステム、各種ソフトウェアやデータを保存するハードディスクをSSD（ソリッドステートドライブ）に換装し、データを移行しました。
容量も同じ500GBです。
ハードディスクに比べ、データの読み書きが早く、消費電力も少なく、衝撃にも強いというメリットが有るパーツです。
メモリも同じ4GBのものを2スロット目に挿入して増設しました。
メモリの容量が大きいほど、処理できるデータや操作が多くなり、複数のソフトを起動してもスムーズに動作する様になります。
同じ容量でも、1枚で動作するより、2枚で連携した方が早く処理ができる為、増設にて対応致しました。
修理完了・動作確認
SSD換装＆メモリ増設後、起動して動作を確認いたしました。
パソコンの起動にかかる時間が25秒程度に短縮され、ソフトも起動後すぐ動作する様になりました。
タスクマネージャーにて確認すると、メモリ容量も4GB+4GBで、8GBで認識されていました。
古くなっても快適に使い続けたい。パソコンの設定や環境を変えず、ソフトもそのまま使い続けたいという場合にSSDへの換装、メモリの増設は非常に有効です。
また、ハードディスクも長く使っていると故障してしまう事もあり、壊れるとデータが全て無くなってしまうことも有ります。
ハードディスクは、使用環境にもよりますが、5年くらいが寿命と言われています。
大切なデータを守るためにも早めの交換がお勧めです。
動作に不満が有る場合や、長期のご利用で不安が有る場合など、お気軽にパソコンドック高松店にご相談ください。
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