こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
大阪市中央区のお客様よりNETGEAR(ネットギア)のNASにつながらなくなったので見てほしいという依頼がありました。
症状とご要望
出張サービスでお伺いして確認したところ、電源の青いランプが点滅していました。
ランプの点滅はディスクエラーの発生を示しています。
データのバックアップがあるので、データ復旧は不要、使えないまま放置していたので、使えるようにできるか確認してほしいとのご要望でした。
分解と診断
店舗に持ち帰り診断することになりました。
NETGEAR ReadyNAS 212はドライブベイが2つあります。
前面の ドライブベイカバーを開け、ディスクトレイ取り出しボタンを押すと ディスクトレイハンドルが跳ね上がり、それを引っ張ることで簡単に取り出しができます。
4TBのハードディスクドライブが2台入っていました。
それぞれの状態を確認したところ、どちらも通電させると異音がして全く認識できない状態でした。
新品のハードディスクドライブと交換して、動作するか確認します。
6TBのハードディスクドライブ2台と交換します。
ディスクトレイから取り付けブラケットをスライドさせてハードディスクドライブを交換します。
ドライバー等の道具を使わず、簡単に取り付けできます。
ハードディスクドライブの交換が終わり、電源を入れ、ネットワークに接続しました。
しばらく、電源ランプの点滅があった後、点灯に変わります。準備完了です。
NETGEAR ReadyNASの設定
作業用のパソコンからブラウザを立ち上げ、NASに接続します。
NETGEAR ReadyNASの設定画面が出てきます。「次へ」ボタンを押して設定をすすめていきます。
日時の設定をします。
ホスト名の設定をします。
警告の送信先を設定します。
管理者パスワードを設定します。
ボリューム構成が自動的にされてRAID1になりました。
これでセットアップウィザードが完了しました。
ファームウェアのアップデートの通知が出たのでアップデートします。
完了したのでNETGEARを再起動します。
ログイン画面でユーザー名とパスワードを入れてログインします。
管理者ページが表示されました。
動作確認
作業用のパソコンから初期のNETGEARのフォルダにアクセスできることが確認できました。
この後、お客様の事務所にお持ちし、細かい設定作業を行い、作業が完了しました。
NETGEAR ReadyNASなど、NASの設定はパソコンドック24にお任せください。
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