こんにちは。パソコンドック24 新大阪店 です。
大阪市東淀川区より、TOSHIBAダイナブック B55/J(PB55JYB13RAQD11)の修理のご依頼をいただきました。
症状
電源を入れると、dynabookのメーカーロゴが表示されたままWindowsが起動しない、という状態です。
何が原因で不具合が起きているのかを調べるため、まずは分解し診断を行います。
分解と診断
分解し診断の結果、内蔵SSDが故障していることが原因による起動不良が確定しました。
このSSDはよくある接続端子ではなく、M.2 SSDを専用ケースに接続し変換している少し特殊な接続方式でした。
新しいSSDに交換します。
メモリ増設
現在、メモリが4GB搭載されています。
少し不足感がありますので、お客様と相談のうえ4GB追加し、合計8GBに増設することになりました。
SSD交換とメモリ増設が完了しました。
CPUグリスの塗り直し
事前にハードウェアテストを行った際、CPUの温度が少し高かったのでCPUグリスの状態を確認したところ、経年劣化によりカチカチになっていました。
CPU温度が高くなるとPCのパフォーマンスが低下することもありますし、最悪電源が落ちてしまうこともあります。
この状態では正常に熱伝導されないので、塗り直します。
これでCPU温度も下がりますので安心です。
Windowsのインストール
データは不要ということですので、あとはWindows11のインストールを行います。
OS上でもメモリ8GBがしっかり認識されています。
修理完了
あとはWindowsのアップデートや動作確認を終えたら修理完了です。
「PCが起動しない」「OSが立ち上がらない」「メモリ不足のエラーがでる」「PCが落ちる」といったトラブルでお困りでしたら、パソコンドック24新大阪店にお気軽にご相談ください。
公開: