こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、2019年製のNEC Direct NSシリーズ(PC-GN186LDAF)の動きが遅いとのことでお預かりしました。
お持ちいただいた時の状況
パソコンの電源ボタンを押してから、写真のような状態に起動するまで、10分ほど待たされました。
確かに遅いですね。
タスクマネージャーを起動させてみると…
ディスクという所が常に100%近い状態です。
何も操作していないのにこの状態ですと、HDD(ハードディスク)という部品が、もう限界に近い状態でフル回転しているということです。
HDDが動きの遅さの原因となっていることがわかります。
最近、本当によくご依頼を受ける作業なのですが、このHDDをSSD(ソリッドステートドライブ)という部品に交換してみたいと思います。
メモリーテスト
HDDからSSDへの交換を行う前に、まずはメモリーテストを行います。
・メモリーモジュールという部品に問題が無いか?
・パソコンの内部の温度はどうか?
・ファンはちゃんと回転しているか?
・テスト途中で電源が落ちたりしないか?
などなど、簡易的なマザーボードという部品の検証にもなります。
分解・SSD交換
メモリーテストでは、問題は見つかりませんでしたので、さっそく交換を行います。
まずは、裏側のカバーを外しました。
次に、バッテリーを外します。その後で、HDDを取り外しSSDへデータ移行を行います。
データ移行が完了したら、SSDとバッテリーを組戻しました。
そしてWindows11へ
「8th Gen」 とあります。第8世代のCPUが搭載されています。
ですから、Windows11へアップグレードすることが可能です。
お客様にこのタイミングで、Windows10からWindows11へアップグレードすることをおすすめしました。
SSDに交換後、Windows11へアップグレードされました。
修理完了・動作確認
タスクマネージャーを立ち上げてみたら、ディスクの使用率も低い状態のままです。
電源を入れてから1-2分で起動し、使えるようになりました。
購入してから3年~5年くらい経って、動きが遅くなっているパソコンもSSDへの交換でまだまだ使えるように蘇りますよ~
同じようなことでお困りの方は、ぜひお近くのパソコンドック24に相談してみてください!
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