こんにちは。パソコンドック24 鹿児島中央店 です。
いつも当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回ご紹介させていただきますのはパソコンに水や飲み物等をこぼした(水没)時の事例、対処法をご紹介いたします。
水没修理に関しては、各メーカー様についてもパソコンドック24グループ内でも修理を行っていますのでご参照ください。
・【パソコンドック24 新宿店】お酒がキーボードに!dynabook キーボード交換修理
・【パソコンドック24 金沢店】水没したデスクトップパソコンのシステム復旧
診断事例・水没後状態事例
こちらの画像は、水をこぼされたとご相談があり本体を分解してみるとまだ水滴が残っていました。
パソコンは精密機器ですから、少量の水でも故障する可能性があります。
パソコン周辺での水の取り扱いには十分な注意が必要です。
水をこぼしてしまった場合でも、すぐに適切な対処を行えば故障を回避できるケースがありますので、早めのご相談をおススメします。
水をこぼしたときは慌ててしまいがちと思いますが、重要なのは落ち着いて適切な対処をすぐに行うことです。
パソコンに水をこぼしてしまったら次の対処をおこなってください。
- シャットダウンして電源コードを抜く(ノートパソコンはバッテリーを取り外す)
- キーボードやUSBメモリなどの周辺機器を取り外す
- キーボード面を逆さまにする
- 乾いたタオルで水気を拭き取る
- 布などを敷いてひっくり返して置く(ノートパソコン・キーボード)
- 24時間以上は完全に自然乾燥させて電源を入れてみる
- 起動したらすぐにバックアップを取る(早めのご相談を!!)
水没事例2
こちらの写真は、水をこぼされてから時間が経過して濡れた跡が残っています。
このような部分から腐食や部品が錆びてきます。
水没後、電源を入れてその時は起動、動作が正常にできたとしても画像のように完全に乾ききっていなければ故障の原因となりますので、自己判断での対応は避け、速やかに専門家のアドバイスに従うことで最適な解決策を見つけられます。
パソコンが水没した際にやってはいけない対処方法
パソコンに水をこぼした・水没させた時にやってはいけない行動は以下の通りです。
- たとえ少量でもすぐに電源を入れない。パソコンは精密機器であり、水分が残っている状態で電流を流すと、ショートしやすくなります。水没によって故障したパソコンは、修理の費用が高額になる可能性があります。
- ドライヤーやストーブなどで乾かさない。パソコンを乾かす際は自然乾燥で乾かしましょう。
- エアダスターは状況が悪化する恐れがあるので使わない。エアダスターで強力な空気を吹き付けると、水分がパソコンの隙間に押し込まれ、さらに広範囲に拡散する恐れがあります。
- 冷蔵庫に入れて乾かさない。急激な温度変化を与えるため避けましょう。
症状を悪化させないために大切なことなので、ぜひ押さえておいて下さい。
水没事例3
コーヒーやジュースなどをこぼしたら、上記画像のように錆びてくる原因になりますので、早めの相談をおススメします。
水だけでなく、コーヒーやジュース、紅茶などをパソコンにこぼした場合、そのリスクはさらに高まります。
これらの液体には塩分や糖分が含まれており、乾燥した後もパソコン内部に残留し続けます。
それが原因でパーツの腐食が進んだり、故障したりするリスクが高くなります。
思わぬタイミングで故障してしまい、データが消失する恐れがありますので、パソコンの使用を続けるのではなく、専門家への速やかな相談が賢明です。
水没時の対処についても、無理に使い続けずにパソコンドック24 鹿児島中央店 にお気軽にご相談ください!
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