こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店です。
名古屋市西区からお越しのお客様より、「Windows11へバージョンを上げてほしい」とご相談いただきました。
Windows10はESU登録を行わない限り2025年10月14日でサポートが終了しているので、対応パソコンは11へアップグレードしていく必要があります。
富士通 FMVA77B3LG AH77/B3 環境を保持したままOSアップグレード希望

15.6インチのWindows10搭載ノートPCです。

お預かり時点ではWindows10で、拡張セキュリティ更新プログラムの登録もされていないためインターネット接続が危険な状態です。
搭載されているCPUはCore i7の8550Uで、Windows11に対応しています。
Windows10のパソコンを11に更新する際は、不具合防止のため可能であれば内部環境を消去した上でのクリーンインストールが望ましいです。
しかし今回はMS Officeや設定などの環境が消えてしまうと困るとのことで、環境を保持したままWindows11へアップデートすることになりました。
分解:SSD・HDD

裏面の蓋固定ネジを外します。

ロックを解除してバッテリーを外し、SSDとHDDを取り外して健康状態を確認しましたが問題なし。
同時にメモリーのエラーチェックも行いましたが、異常は検出されませんでした。
SSD空き領域僅少

128GBのSSDと1TBのHDDで構成されており、写真などのデータが20GBほどしかないにも関わらずCドライブの空き容量が16.5GBしかありません。
更新失敗を避けるためにインストールメディアを使用してアップグレードするのですが、これでは容量不足で失敗してしまう可能性があります。
また、SSDは空き領域が少ないほど寿命が短くなる傾向にありますので、どちらにしてもあまり望ましい環境ではありません。
一時ファイルが削除できない
ディスクのクリーンアップを起動して確認すると、ソフトウェアやWindowsが保存する「一時ファイル」だけで20GB強ありました。

しかしチェックボックスで選択してクリーンアップを行っても、なぜか一時ファイルだけは消えずに残ってしまいます。
システム更新やソフトウェア使用などで作成される一時ファイルですが、通常のクリーンアップ方法では消せないようです。
一定期間経過すれば削除できる場合もありますが、いつ削除できるようになるかもわからない状態です。
一時ファイル強制削除
設定→システム→ストレージ→「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」と進み、一番下までスクロールします。

他の設定は変えずに、「今すぐ空き領域を増やす」の「今すぐクリーンアップ」を選択することで、通常のクリーンアップでは削除できない一時ファイルを削除することができました。
空き領域確保

写真や書類などのデータは全てデータドライブ用HDDのDドライブに移行し、Cドライブからは削除。
先程の一時ファイル消去も合わせて44GBの空き領域を確保できました。
Windows11へアップグレード
インストール用のUSBメディアを使用し、Windows11へアップグレードします。

先に空き領域を増やしておいたことで、すんなりアップグレードできました。
Windows11用デバイスドライバー適用
OSのバージョンアップをしたあとは、そのバージョン用に提供されているデバイスドライバーに更新する必要があります。

富士通のサポートダウンロードページで型番検索し、Windows11用の更新プログラムを入手します。

BIOSやソフトウェアアップデートも含め、Windows11用の新しいものに更新しました。
その後、Windows Updateの適用や快適に使用できるよう設定変更を進めます。
内外清掃・返却

今後はユーザーデータをDドライブに保存してCドライブの空き領域がこれ以上少なくならないようお願いし、返却です。
当面のサポート終了を気にせず使えるようになりました。
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