こんにちは。パソコンドック24 阿倍野店 です。
「久しぶりにパソコンを使おうとしたら、なかなか起動しない」
「ログイン画面まで進むだけでも時間がかかる」
「設定がうまくできていないのか、故障なのか分からない」
このようなご相談をいただくことがあります。
今回は、大阪市平野区にお住まいのお客様より、dynabook CZ45/LRの動作が非常に遅く、Officeソフトやインターネットを快適に使えるようにしたいとのご相談でお持ち込みいただきました。

購入後、あまり使っていなかったパソコン
お客様によると、購入後は会社から支給されたパソコンを主に使っていたため、今回のパソコンはほとんど使っていなかったとのことでした。
そろそろ自分のパソコンで仕事をしたいと思い、久しぶりに起動されたそうです。ただ、購入当時から遅かった記憶があり、今回も起動や操作にかなり時間がかかる状態でした。
お客様は、設定がうまくできていなかったのかもしれない、と心配されていました。
実際に確認すると、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで、5分程度かかっていました。

診断するとHDD使用率が100%近くに

まず、HDDの健康状態を確認しました。

結果として、HDD自体は「正常」と表示されており、使用時間も86時間ほどでした。明確な故障エラーが出ている状態ではありません。
メモリ診断も行いましたが、こちらにもエラーは確認されませんでした。
では、なぜここまで遅いのか。確認のポイントになったのは、HDDの使用率です。タスクマネージャーで確認すると、HDDの使用率が100%近くに張り付いている状態でした。
これは、WindowsがHDDへ読み書きを行う際に、処理待ちが大きく発生している状態です。HDDが明確に故障しているというより、現在のWindows環境に対してHDDの読み書き速度が大きなボトルネックになっている可能性が高い状態でした。
HDDからSSDへの交換をご提案
今回の主な用途は、officeソフトとインターネットでした。保存されているデータ量も約64GBほどでしたので、過剰に大きな容量ではなく、480GBのSATA SSDへの交換をご提案しました。
また、dynabook CZ45/LRはWindows 11へのアップグレードに対応している機種です。今後も安心して使っていくためには、Windows 11環境で実用的に動作する状態へ整えることも重要です。
SSDは、HDDと同じくデータを保存する部品ですが、読み書き速度が大きく異なります。HDD使用率が100%近くに張り付くような症状では、SSDへ交換することで体感速度の改善が期待できる場合があります。
特に、Windows 11へアップグレードして使う場合、HDDのままでは起動や更新処理、アプリの動作で待ち時間が大きくなることがあります。そのため、今回はSSD換装を優先してご案内しました。
メモリは8GB搭載されていました。16GBへ増設すると余裕は出ますが、今回の主な原因はHDD側の読み込み待ちと考えられたため、無理に同時交換はおすすめしませんでした。
この機種はメモリ増設に対応した構造でしたので、まずはSSD交換とWindows 11へのアップグレードを行い、実際に使ってみて重さが残るようであれば、後日メモリ増設をご検討いただく形でご案内しました。
必要な作業を先に行い、後回しにできる作業は無理にすすめません。阿倍野店では、使用目的と費用感を確認しながら、現実的な改善方法をご提案しています。

SSD換装とWindows 11アップグレード後の結果
SSD換装後、Windows 10からWindows 11へのアップグレードを行いました。
作業後は、Windowsの起動・officeソフト・インターネット閲覧など、実際の使用場面に近い内容で動作確認を行いました。
交換前は5分程度かかっていた起動時間が、SSD換装とWindows 11アップグレード後は30秒程度まで短縮されました。操作全体のテンポも大きく改善しています。
遅いパソコンをあきらめる前に
パソコンが遅い原因は、様々です。
同じように
・起動が遅い
・HDD使用率が高い
・買い替えか修理か迷っている
このようなお悩みがある場合は、
「修理で改善できるか」「買い替えが良いか」も含めて、現物を確認した上でご案内いたします。
無理に修理をおすすめすることはありません。
お客様の使い方やご予算に合わせて、現実的な方法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
起動時間や症状をお伝えいただければ、ある程度の判断目安もお伝えできます。
お客様のありがとうの一言が原動力。修理後もIT相談ができる地域密着の専門店です。
公開:













