今回のマシンは、Dell Dimension 3100c Windows XP モデルです。
症状は電源が入らないということです。
早速分解してみましょう。
蓋をあけて、hdd、光学ドライブを外していきます。
これが、cpuの上に乗っかっている、cpuファンと
いう部品です。
cpuファンは、電源が入ると、cpuに熱が発生するので、それを冷やす効果があります。
写真を見ると、埃が、いっぱいついています。無理にファンがまわっていたと想定されます。
長年使っていると、どうしても、埃がたまってきます。
cpuの周りについた埃です。
今回の原因は、ここら辺が怪しそうです。
修復方法は、2つあります。
①おかしくなったコンデンサーなどの部品を交換する方法。
②マザーボードごと、交換する方法
です。
今回は、古いマシンなので、比較的安価にマザーボードが
入手できたので、マザーボードを交換いたしました。
全体をクリーニングして、エアフローをよくして
組み上げていきます。
最後に、windowsのファイルシステムもチエックし、
負荷テストをして完了です。。
納品時には、今回の原因をご説明して、
再発防止方法をご説明いたします。
ところで。。。
xpというと、すぐお買い換えをお勧めする方が多いのですが、
お客様によって、事情が異なります。
ご利用になるソフトウエアが、xpしか対応してない場合もあり、
まだまだ、XPをご利用の方も、たくさんいらっしゃいます。
もちろんリスクもご存じの方も多く、やむ終えずXPを使っている方も多いのです。
当店といたしましては、リスク回避の方法も、少しでもご提案できればと思います。
お客様によっては、NEC PC98シリーズをお使いの方もいらっしゃるし、
修理事例もございます。
古いモデルで、電源が入らないなどで、お困りの場合は、ご相談ください。
PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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