浜松市中区のお客様より、Panasonic レッツノート CF-F10のカスタム修理をご依頼頂きました。
CF-F10というと少し珍しいモデルで、持ち運び用の取っ手が付いている斬新なデザインです。
■【ご依頼内容】
- Wi-Fiボードを、Bluetooth兼用のWi-Fiボードに交換したい
- メモリを増設して8GBにしたい
どちらも、マザーボードを取り外して裏返す必要があります。
■ それでは簡単に分解の様子をご紹介しましょう。
底面のネジを外していきます。ネジの太さ、長さ、バラバラで、しかもかなり固く締め付けられています。
どのネジがどこにあったのか分かるように、今回は写真に印刷して、外したネジを配置していきました。
シールの裏の隠しネジなどもあります。
キーボードは接着テープで貼りついていますので、ヘラで慎重に剥がします。
アルミの板が変形しないようにゆっくりと。
キーボード下のネジ、フラットケーブル、DVDドライブの蓋も外して、やっとマザーボードが見えてきます。
メインメモリを外せるか…と思いきや、この機種はメインのメモリスロットが無く、オンボードメモリ(2GB)です。
※メモリに関しては、オンボードの2GBと、拡張スロット最大4GB。これがサポートされている容量でした。
さて、マザーボードを裏返すと、Wi-Fiボードにたどり着きます。
今回は、Wi-FiとBluetoothのコンボボードに交換します。
これで、Bluetoothデバイスも使えるようになります。
※今回は USBポートをこれ以上塞ぎたくないというご要望で、お客様が事前にWi-FiとBluetoothのコンボボードを手配済みでした。
せっかくここまで分解していますので、CPU冷却ファンのグリスもしっかりと塗り直しておきました。
これで冷却性能が復活です!
元通りに組み上げ、正常動作を確認できました。
レッツノートの分解は複雑で、止水テープなどの接着テープを慎重に剥がす必要があります。
少しでも不安な場合はパソコンドック24にお任せください。
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