名古屋名東店 久保井です。
あけましておめでとうございます。
今年もご愛顧のほどよろしくお願いします。
年末年始に寒波が来ました。盆地の名古屋は雪こそそんなに降りませんが相当底冷えします。
年のせい!?なのか、年々この寒さに参っている今日この頃です。
今回の修理はキーボード交換の修理事例です。
飲み物をこぼした、キーが効かなくなったなどよくありますがお持ちのパソコンのキーボードは破損していました。
物を落とされたそうですがキートップが割れています。
しかも運悪く、よく使用するエンターキーときています。スペースキーもガタツキがあり具合が悪いです。
小さなパーツの欠損もありますのでキーボードごと交換しましょう。
キーボードの交換の手順は「簡易的なタイプ」と「複雑なタイプ」があります。
今回のキーボードは「複雑なタイプ」にあたります。
このタイプはキーボードだけを単体で取り外すことができず、パソコン本体の全分解が必要になります。
早速、分解していきましょう。
まずは裏蓋を外して液晶の上半身部分と本体部分を分けていきます。
まだ、キーボードの一部すら見えていません。
マザーボードを取り外していきます。
キーボードの一部が見えてきましたが、どうやらまだまだ取り外すパーツがありそうです。
強固な粘着テープで張り付けてある透明なカバーも取り、DVDドライブも取り、そして
勢いで何十個とリベット止めされてあるキーボードも外していきました。
文章にするとアッという間ですね。
実際はここまででかなりの時間を費やしています。
しかし、もう7割ほど終わった感じです。
あとは新品のキーボードを装着して何十個もある個所を特殊な溶剤で固定していき、
しっかりとキーボードを止めます。
残りのパーツを逆の手順で丁寧に組み上げて完成です。
キーボードの浮きや打感、文字の入力等チェックして作業完了です。
大変な作業でしたがお客様が喜んでいただければ報われます。
些細なことでも構いませんのでお困りの際はお気軽にご相談ください。
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