こんにちは。パソコンドック24 渋谷店です。
今回は港区のお客様よりHP Pavilion g6の内部クリーニングでお預かりしました。
パソコン本体の排熱部から出る風が異常に熱いという症状になります。
パソコンに負荷をかけてCPU温度を見てみます。
開始2分頃で70度前後を示しています。
さらに開始1時間半を過ぎた頃で80度前後を示しています。
確かに排熱部に手をかざすと熱くてかざし続けていられないくらいです。
CPUファンも高回転で回ってうるさい音です。
さっそくパソコン本体の分解をして、内部を見てみることにしました。
開けてみました。
CPUファンを見てみると埃が大量に付着していました。
これでは冷却効果も落ちてしまいます。
マザーボードを外します。
エアダスターにて各パーツの埃を吹き飛ばしていきます。
せっかくなのでCPUファン一式も外してみます。
この灰色のガチガチに固まっているものがCPUグリス（熱伝導性のある物質）です。
これが固まってきてしまうと冷却効率が落ちてしまうことがあります。
きれいに拭き取り、塗り直します。
あとは組み戻して動作確認です。
作業前と同様に温度を見てみます。
開始2分頃で60度前後を示しています（作業前より10度前後冷却効果UP！）
さらに開始1時間を過ぎた頃で65度前後を示しています（作業前より15度前後冷却効果UP！）
排熱部に手をかざしてみると生温かい風になっており数値だけでなく肌で感じてわかるほど効果が出ていました。
温度が下がったことによりCPUファンも低回転で動くようになり作業前より静かになりました。
このように内部に埃が溜まってきてしまうと冷却効果が落ちてしまいます。
熱暴走にて壊れてからでは遅いです！
パソコンの中までは掃除が難しいと思いますので、ぜひ私たちに内部クリーニングをお任せください！
PC修理 「異音がする・熱い」の症状は？（修理に関する参考費用はこちら）
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