※2020/8/5 追記: KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED ブルースクリーンエラーに関する続報を公開しました »「HP PCのBSOD 「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」修正情報」
名古屋市北区の方のご依頼で、ブルースクリーンになって再起動を繰り返すHPのデスクトップパソコンをお預かりしました。
高性能のゲーミングPCです。
電源を入れるとログイン前のロック画面まではいきますがその後ブルースクリーンになって再起動を繰り返します。
SSD 500GとHDD 2Tの2台構成
分解は簡単ですね。
側板はレバー1個で取り外せます。
真ん中に見える板状のが500GのSSDです。右側にHDDがあって、こちらは2Tの容量です。
KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED のエラー表示が出る
ロック画面の後のブルースクリーンでは「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」の表示です。
一般にこういった場合には「セーフモード」で起動させると起動ができて、原因の確認ができたりします。
しかし、今回はセーフモードでも同様に「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」のエラーで再起動がかかります。
なかなか根が深いようです。
Windows updateによる不具合か
調べてみると、HPがこの症状についてのページを公開していました。
HPの「KMODE EXCEPTION NOT HANDLED」エラーへの対処ページ
それによれば、Windows updeteが原因と推測しているが、HPとしての対処は現在調査中であるらしい。
対応法として
1 「Windowsの復元ポイントを使用してWindows update」前の時点に復元する。
そのあと、Windows updeteを一時的に停止する。
2 Windows更新パッケージの削除
そのあと、Windows updeteを一時的に停止する。
3 リカバリーで初期状態に戻す。
そのあと、Windows updeteを一時的に停止する。
つまり、根本的な改善法はまだ無いと言うことになります。
リカバリーをしてみる
HPのページを見つける前に、Windowsの復元を試しましたが、残念ながら「復元ポイントが見つからない」と表示されました。
そのため、リカバリーをして初期状態に戻しました。
電源投入時に「ESC」ボタンを連打して起動メニューを出します。
「F11」がシステムリカバリーですので、「F11」を押してリカバリーをします。
リカバリーをして、HPにあるドライバーの更新パッケージを適用してWindows updateを最後まで適用しました。
リカバリー後は症状が出ない
HPのページを見る前だったため、Windows updateは最終まで更新を済ませています。
結果的にブルースクリーンエラーは出ておりません。
一般の方でメーカーのドライバー(各機能の修正プログラム)の更新をしている方はほとんどありません。
推測では、ドライバーを最新にしてWindows updateをかけたことにより不具合が発生していないのではないかと考えられます。
推測の域を出ませんが。
※HPより対応法が公表されています。詳しくは本記事の続報へ »「HP PCのBSOD 「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」修正情報」
データ復旧の上でご返却
機械的にはすべて正常のため、データの取り出しは比較的簡単にできました。
SSDとは別に2TのHDDがあるため、そちらにデータをコピーしておきます。
さすがの高性能パソコンで起動も速く、快適な環境が取り戻せました。
※本記事の続報を公開しました »「HP PCのBSOD 「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」修正情報」
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