こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
大阪府吹田市のお客様より、白くて光る自作ゲーミングパソコンの組み立ての依頼がありました。
お客様の要望は以下の通りです。
・白くて光るゲーミングパソコン
・intel最新世代(13世代)のCPUとGeForce RTXのグラフィックボード使用
・見た目、安定性、コストパフォーマンス重視
・用途は写真RAWデータの現像、ネットの動画鑑賞、AI生成イラスト等でゲームはしない
そして選定したパーツは以下の通りです。
ケース:NZXT H9 Flow CM-H91FW-01
CPU:intel Core i5 13400F BOX
MB:MSI MAG B760M MORTAR WIFI DDR4
グラボ:玄人志向 GALAKURO GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE [PCIExp 12GB]
メモリ:Corsair CMH16GX4M2E3200C16W [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組]
電源:Corsair RM850 White 2021 CP-9020232-JP
クーラー:ProArtist GRATIFY AIO5-WH
SSD:Western Digital WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E
ファン:LIAN LI UNI FAN SL-INFINITY 120 WT 3Pack UF-SLIN120-3W
LIAN LI UNI FAN SL-INFINITY 120 WT Single Pack UF-SLIN120-1W
ケーブル:LIAN LI STRIMER PLUS 24PIN V2
LIAN LI STRIMER PLUS 8PIN V2
OS:Microsoft Windows11 Home
パーツを取り寄せて、組み立てます。
パーツがすべて届きました。
ケースに組み込む前に最小構成で動作確認を行います。
マザーボードを開封します。
選んだマザーボードは
MSI MAG B760M MORTAR WIFI DDR4
選択したポイント
・intel 13世代対応、コストパフォーマンスと安定性のバランス
・白っぽい部分が多く、白パソコンにマッチしている
・メモリスロットは4本、メモリも光らせたい
次にCPUを開封です。
Core i5 13400F BOXです。
intel 13世代でコストパフォーマンスが高いCPUです。用途を考えればこのCPUで十分です。
開封します。
縦長の形状をしています。
Intel 12世代CPUや13世代CPUはLGA1700というCPUソケットです。
LGA1700は構造上CPUが反ってしまう問題があるといわれています。
CPUが反ってしまうと放熱の効率が悪くなってしまい、CPUの温度が上がってしまいます。
インテルはこの問題を認識していますが、LGA1700によるCPUの反りは仕様の範囲と回答しています。
この問題を回避する方法として、固定金具を取り外してサードパーティー製の固定用フレームに取り換える方法もありますが、改造する時点でメーカー保証の対象外となります。
Core i7やCore i9の爆熱仕様のCPUでOC(オーバークロック)を検討しているユーザーにとっては切実な問題かもしれませんが、今回使用するCore i5 13400Fは省電力で発熱量も少ないうえ、見た目重視で360mmラジエター3連ファンの水冷クーラーを取り付けるので、温度が問題になることはありません。
今回は、敢えてリスキーな選択はしません。
それでは、CPU取り付けの前に水冷クーラーを開封します。
ProArtist GRATIFY AIO5-WHです。選んだポイントは以下の通りです。
・白い3連ファンと360mmラジエターの見た目
・他社製よりよく冷えるという評判
・コストパフォーマンスがよい
マザーボードに固定用のリテンションパーツを取り付けます。
CPUをソケットにはめて金具で固定します。
保護用のシートを外します。これを外し忘れると冷えません。
CPUクーラーに付属のCPUグリスを塗ります。
取り付けます。あくまで、動作確認のための仮組です。
次に、メモリの開封です。
Corsair CMH16GX4M2E3200C16W [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組]を2セット用意しました。
選択理由は以下の通り。
・白くて、光って、コストパフォーマンスが良い
・4本のソケットをすべて光らせたい
マザーボードのDIMMスロットに挿します。
メモリが4本並びました。
この段階でSSDもセットしておきます。
WESTERN DIGITAL WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0Eです。
容量:1000GB 規格サイズ:M.2 (Type2280) インターフェイス:PCI-Express Gen4 読込速度:5150MB/s 書込速度:4900MB/s
評判が良く、売れ筋、安いので選択。ヒートシンクを取り付けるので見えなくなります。黒色で光りません。
ヒートシンクを外して
M.2スロットにSSDを取り付けます。
ヒートシンクの保護シートを外して元通り取り付ければ完了。
次は電源ユニットを開封します。
Corsair RM850 White 2021 CP-9020232-JPです。
850WのATX電源です。色と安定性を重視しました。
必要なケーブルだけ使えるフルモジュラー式です。
マザーボードと接続します。
次にグラフィックボードです。
玄人志向 GALAKURO GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE [PCIExp 12GB]です。
白色、用途で考えてこの選択になりました。
マザーボードのPCIe拡張スロットに取り付け、補助電源を挿して、電源を入れました。
電源が入り、画面にBIOS画面が出てきました。問題なさそうです。
これで初期の動作確認完了です。
これから、いよいよ自作パソコンの組み立ての本番です。
自作パソコンの組み立てはパソコンドック24に相談して下さい。
(次回以降に続く)
→2.組み立て編
→3.OSインストールと設定編
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