こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店 です。
名古屋市中村区からお越しのお客様より、「SSDの容量を増やしたい」とご相談いただきました。
現在は512GBのSSDを2TBに交換してほしいとのことです。
mouse E4I7G60DBBBCW101DEC SSD512GBを2TBへ交換
第12世代Core i7搭載のWindows11ノートパソコンです。
中古で購入されたもので、今後のためにSSDの容量を増やしておきたいとのご希望です。
SSDの交換をする際は内部環境をそのまま移行するメニューと初期化するメニューがございますが、今回はデータが必要ないためパック料金でお安くご提供できる初期化メニューで進めることになりました。
分解：SSD
裏面計13個のネジを外します。
右側ファンの下にあるバッテリーケーブルを抜き、左下にあるSSDを外します。
仮組みの上メモリーのエラーチェックテストを進めましたが、異常は見つかりませんでした。
SSDステータス：正常
使用時間は短く、数値にも問題ありません。
SSDの形状や転送形式の確認が取れたため、2TBのSSDを発注し取り寄せます。
SSD交換・OSクリーンインストール
入荷した2TBのSSDを取り付け、内部清掃後組み戻します。
Windows11をインストールしようとしましたが、VMDコントローラーが有効になっている関係で「ドライブが見つかりませんでした」と表示されました。
「OSインストール時にSSDを認識しない・BIOSにVMD設定がない」と同じ方法で、VMDドライバーを適用します。
なお今回のパソコンはBIOSにVMD controllerの設定があったので、「【Intel VMD】Windows11インストール時にNVMe SSDを認識しない」の方法でもSSDを認識させることが可能です。
Windows11のクリーンインストールが済んだら、メーカーサイトからダウンロードしたドライバーを適用します。
このあとBIOSのアップデートを行うため、BitLocker暗号化を解除しておきます。
Windows Updateによって回復キーを求められる不具合も多く発生しているため、必要でない限りは解除しておいた方が安全です。
BIOSのアップデートも行いました。
外部清掃・返却
外部清掃後、Wi-Fiやカメラなどの機能確認をしたら完了です。
個人データが格納されていないため、SSD空き容量は1.8TB近くになりました。
SSDは空き容量が少ないと寿命が短くなる傾向にあります。
今回のように大きい容量のものに交換したり、データを外部に保存したりすると空き容量を増やすことができ安心ですね。
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